【ZST】新体制で勝村周一朗氏がプロデューサーに就任、「HERO’S」復活を目標に掲げる
10月7日(月)、総合格闘技団体「ZST」の新体制および今後の大会日程が都内にて発表された。
ZSTを運営する「ZST実行委員会」のプロデューサーに勝村周一朗氏、株式会社ZSTインターナショナルの代表に柳 武見(やなぎ・たけみ)氏が就任した。
勝村氏は総合格闘技ジム「リバーサルジム横浜グランドスラム」を主宰し、自らも総合格闘家として修斗、ZSTを主戦場に活躍。2007年には総合格闘技イベント「HERO’S」にも参戦した。近年ではプロレスに活躍の場を広げ、2019年1月には「ガンバレ☆プロレス」に入団を果たしている。
勝村氏は「選手としてZSTのリングに上がらせてもらった。選手が輝ける場所、オンリーワンのリングにしていきたい」とコメント。今のZSTに必要なことを「温故知新」とし、個性の強い選手が様々なルールでリングに上がったZSTの良さの踏襲を宣言。それに加え、グラップリング主体のSWAT!ルールを活用し、寝技・立ち技選手のMMA転向に向けたクッションとしての役割も果たしたいと、MMA界の中で独自の立ち位置を目指す意向を示した。
また勝村氏は、国内MMAの他団体との協力関係にも取り組む姿勢を見せた。ZSTを主戦場とする選手の他団体挑戦を支援し、団体全体としての技術の向上を目指す一方、ランキングのないZSTの制度を活用し、他団体からの参戦者をいきなりタイトルに挑戦させるといった大胆な交流も視野に入れているという。
将来的な目標に2005年~2007年に人気を博した総合格闘技イベント「HERO’S」の復活を掲げた勝村氏。ZSTの選手が上のステージを目指したときの受け皿として、ZSTと系列の別組織という枠組みでの復活をイメージしており、いずれHERO’Sスーパーバイザーだった前田日明氏、HERO’Sの看板選手だった桜庭和志氏とも話をしたいと目標を定めた。
ZST実行委員会の中核となる、株式会社ZSTインターナショナル代表に就任した柳氏は、不動産業を営む傍ら、前田日明氏プロデュースの格闘技イベント「THE OUTSIDER」に関係。選手名は非公開ながら3人の選手をプロデュースし大会に送り込んだ実績を持つ。自身はプロ選手としての経験はないが、15年ほど前にアマチュアキックボクシングの試合に出場。近年では居合道の全国大会で3位に入賞する活躍を見せている。
柳氏は「選手出身でも格闘技団体出身でもありませんが、別の角度から物事を見させてもらい、ZSTに新しい風を吹き込みたい。選手ファーストのより良い団体・大会づくりを行っていきたい」と意気込みを語った。
当面は継続的な大会開催を行っていき、アマチュアの育成にも力を入れていくという勝村氏と柳氏。早くも来年8月までの大会スケジュールが発表されている。
<大会スケジュール>
2019年12月1日(日)会場:GENスポーツパレス
「ZST in 師走!」※アマチュア大会「PRE STAGE」も開催予定
2020年1月26日(日)会場:新宿FACE
「ZST.67 / SWAT!171」
2020年3月15日(日)会場:横浜大さん橋ホール
「ZST.68 / SWAT!172」
2020年5月 会場:都内予定
「SWAT!173」
2020年8月 会場:都内予定
「ZST.69 / SWAT!173」
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