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【新日本キック】勝次がダウン奪われロンペットに完封負け、重森陽太がボディブローで恩師越えを果たす

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2020/02/02(日)UP

重森(左)がジュニア時代の恩師・デッパノムをTKOで下し恩返しを果たした

▼第10試合 62.5kg 契約 3分3R
○重森 陽太(WKBAライト級王者/伊原道場稲城支部)
TKO 3R2分19秒 ※左ボディ
●デッパノム・チューワッタナ(元タイラジャダムナン・スーパーバンタム級王者/タイ)

デッパノムは元ムエタイ王者らしく左右のミドルを中心に重森に肉薄していく

 2019年はKNOCK OUT、シュートボクシングと他団体との対戦を多くこなした重森。2020年初戦は、かつてタイ修行の際に重森のミットを持ったというデッパノムとの一戦となった。恩師ともいえるデッパノムへ、成長の証を見せることができるか。

 1R、重森が単発の左右ミドル、デッパノムが小さく左ローを見せる静かな展開。中盤以降にデッパノムが大きな左フックを見せるが重森はガード。ロープに詰めた重森が強い右ミドルを放つ。

 2R、両者見る展開の中、デッパノムの左ミドルの打ち終わりに重森が右ロー、右ミドルを打ち返す。デッパノムの大きな右フックにひやりとするが、至近距離では重森から縦ヒジを振るう。小さく刻む重森の右ローを少し嫌がる様子も。

静かな展開が続く中、突如訪れた左ボディ一撃KOシーン、重森が成長の証を見せた瞬間

 3R、プレッシャーを強め前進する重森。左フックがデッパノムの顔面をとらえると、デッパノムが後退。重森の右ローの打ち終わりに左ミドルを打ち返していくが、逃げるデッパノムをロープに詰めた重森の左ボディが直撃。デッパノムはたまらずうずくまるようにダウンを喫する。苦しそうな表情で動けないデッパノムを見たレフェリーは即座にストップ。重森が元ラジャ王者を相手に、今年最初の一戦を見事にKO勝利で飾った。

 マイクを握った重森は「私が昔からお世話になっているチュワタナジムのコーチです。試合で成長した姿を見せられたらと意気込んで試合しました」と恩返しの一戦だったことを話した。そして「去年に引き続き盛り上げますので、今年もよろしくお願いします」とファンへ2020年の活躍を約束しリングを降りた。

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