【新日本キック】重森陽太、恩師の元ラジャ王者と対決「成長した姿を」HIROYUKIは他団体王者に「格の違い見せる」
2月2日(日)東京・後楽園ホールにて開催される新日本キックボクシング協会興行『MAGNUM52』の前日計量が1日都内にて行われた。
セミファイナルに出場するWKBA世界ライト級王者・重森陽太(伊原道場)が計量。62.5kgのリミットを62.45kgでパス。対戦相手の元ラジャダムナン・スーパーバンタム級王者デッパノム・チューワッタナ(タイ)も、62.25kgでパスした。
重森は今回の対戦相手であるデッパノムとは旧知の仲。「小学校2年生頃にタイのチュワタナジムに年1、2回行っていたんですが、(デッパノムが)その時にコーチをされていた。一緒に練習したり、タイで試合に出る時にセコンドに就いてもらったりしていた」と、恩人ともいうべき人物であると明かした。
世話になった人物との試合をやりにくくないかという質問には「試合は別に殺し合うわけでもないし、嫌いだから殴るわけでもない。お世話になった方との試合になりますので、成長した姿を試合を通じて見せられたらいいなと思います」と、今の姿を見せるのが”恩返し”という構え。「試合が終わったら褒められるように頑張ります」と、いつも以上に気持ちが乗る試合になりそうだ。
昨年は2月と11月に「KNOCK OUT」、12月にはシュートボクシングに参戦。重森はこのシュートボクシングとの交流を「大きな節目となった」と語る。それまで一度も交わることのなかった新日本キックとシュートボクシング。歴史的な交流となった一戦で笠原弘希を打ち破った重森は「他団体と交流を行うことはポジティブにとらえています。新しい道を切り開いていく切り込み隊長的なポジションになれれば」と、2020年も積極的な対外試合を行う構えを見せた。
昨年はKNOCK OUTのベストバウトを獲得した重森。残念ながら新日本キックには表彰制度はないが、「ベストバウトだったと言ってもらえるような試合をたくさんしたいので、明日は盛り上がる試合にしたいと思います」と激闘を約束した。
第7試合に出場するのは日本バンタム級チャンピオン・HIROYUKI(藤本ジム)。NJKFスーパーバンタム級チャンピオンである久保田雄太(新興ムエタイジム)と共に計量に臨み、55.5kg契約のところHIROYUKIは55.1kg、久保田は55.5kgのリミットいっぱいで両者ともパスした。
HIROYUKIは、すでに3月8日(日)の新日本キック興行にてINNOVATION三階級王者の岩浪悠弥(橋本道場)との対戦が決定。2か月連続で他団体の王者を迎え撃つ形となる。明日の試合については「1階級上のNJKFチャンピオン、パワーのある相手なので気を抜かないで頑張ろうと思います」と油断せず「3月はもっと強敵。2月3月勝てるように練習してきたので期待して下さい」と連勝を期待させた。
この王者2連戦に向けては「去年も(王者対決は)たくさんあった。王者だということにはこだわりは無くて、決まった相手としか思っていません」と平常心。近年盛り上がりを見せる55kg戦線についても「55kgにはこだわりが無くて、今日も計量の前におにぎりを食べてくるくらい余裕だった。53.5kgで日本一になりたいと決めている」と、HIROYUKIらしく、入れ込まない受け答えを見せた。
今回の試合のテーマは「格の違いを見せる」と宣言したHIROYUKI。「強くなったと思ってもらえるので、楽しみにしてて下さい」と、圧倒的な勝利を予告した。
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