【Invicta FC】RIZINゆかりの一戦は、ザペテラがリンジー・ヴァンザントを僅差で降す
王者・村田夏南子に惜敗のドゥコッティ、再起戦で判定勝利▼メインイベント1 ストロー級
〇エミリー・ドゥコッティ(26=アメリカ)
判定2-1
●ジュリアナ・リマ(38=ブラジル)
ドゥコッティはこれまで8勝6敗の戦績で、過去には適正階級より一つ上のフライ級で『Bellator』のタイトルマッチ経験も持つ。8勝のうち3度のリアネイキッド・チョークと1度のアームバーで一本勝ちしているグラップラーだ。昨年8月のInvictaでは1Rに右ストレートでダウンさせ追撃のパウンドでTKO勝ちもしている。前戦は昨年11月に村田夏南子とInvictaストロー級王座決定戦を行い2-1の判定で惜敗。今回はそこからの再起戦となる。
対するリマは現在10勝6敗。母国ブラジルで無敗の5連勝を遂げた後14年からUFCに参戦し、3勝4敗の戦績を残した。この一戦の勝者が王者・村田への挑戦者となるのか。
1R、両者オーソドックスで被弾に注意しながら距離を取っての打撃戦を展開。ドゥコッティが金網に押し込むが、リマは首相撲からのヒザを突き上げドゥコッティを引き離す。両者蹴りの間合いで向き合うが、互いにパンチでの攻防となるため打撃は空を切る。ドゥコッティが片足タックルでとらえるが、リマはバランスを保ち倒れない。1Rの採点は3者がリマを支持。
2R、上背でまさるリマは前に出てプレッシャーを掛けていくが、ドゥコッティが逆に左右のクロス、左インローと当て始める。そこから組んでテイクダウンを狙うが、しかしリマは倒れない。だが残り1分となったところでドゥコッティが片足タックルを仕掛けそこから胴に上がってテイクダウン。倒されたリマだがポジションを戻し、有効な攻めは作らせず2Rを終える。2Rを終えての採点は3者19-19でドロー。最終3Rで決着をつけることとなる。
3R、距離を作って展開せんとするリマに対し、ドゥコッティは間合いを詰めていく。リマが右クロスを当てるが、ドゥコッティが右ストレート、左フックと反撃。打撃戦ではドゥコッティが手数で上回る。リマは右目の下が切れ流血が見られる。右ストレート主体のリマに対し、ドゥコッティはその打ち終わりに右ストレート、左フックを返す。残り時間1分のところでドゥコッティは両足タックルでテイクダウン。リマはすぐに立ち上がるものの、ドゥコッティの攻勢点となる。リマも同様にタックルを仕掛けるが、ドゥコッティは切り試合終了。
判定は3者29-28でドゥコッティ。王座挑戦、村田との再戦に前進となる勝利を得た。
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