【Invicta FC】RIZINゆかりの一戦は、ザペテラがリンジー・ヴァンザントを僅差で降す
Invicta Fighting Championships
『Invicta FC40』
7月3日(金・日本時間)アメリカ・カンザス州カンザスシティ
▼メインイベント2 アトム級
●リンジー・ヴァンザント(26=アメリカ)
判定1-2
〇アリーシャ・ザペテラ(25=アメリカ)
ヴァンザントはテコンドー、ムエタイ、ブラジリアン柔術をバックボーンに2017年7月にプロデビュー。現在7勝(5KO)3敗で、高いフィニッシュ率を誇る。日本ではRENAとの2戦で知られ、昨年6月にマジソン・スクエア・ガーデンで開催された『Bellator 222』では裸絞めでの一本勝ち、しかし昨年大晦日にはTKO負けし、1勝1敗となっている。
相手のザペテラは5歳でレスリングを始め、高校時代には3度のナショナルチャンピオンに。16年にはリオオリンピックの代表候補に選出されたほどのレスリングエリートで、東京オリンピックの出場も目指しているという。しかし昨年8月のRIZINでは浅倉カンナとレスリング力に頼ることなく壮絶な打撃戦を展開。2-1で惜敗するも、止まらない手数とアグレッシブさで、打撃戦の適応力も見せている。
1R、リーチでまさるヴァンザントの前蹴りをキャッチしたザペテラがテイクダウンするが、ここはヴァンザントが下から蹴りはなして立ち上がる。再び組みの展開になるとレスラーのザペテラが上回り、倒してサイドポジションで抑え込む。しかし柔術茶帯を持つヴァンザントもガードに戻す。両者スタンドに戻って初回を終える。1Rの採点は3者がザペテラを支持。
2R、ザペテラが前に出てヴァンザントは引き込み気味に下となり三角締め、オモプラッタと仕掛けるが、ここもザペテラがサイドポジションに進める。1Rと同様にヴァンザントはガードに戻し、距離を作って立ち上がる。両者ローがぶつかり合ってヴァンザントが転倒するが、ここはすぐ立ち上がり、ザペテラにストレートを当て、ラウンド終盤のザペテラのタックルは切る。2Rの採点は支持が両者に割れる。
3R、ヴァンザントは打撃のヒットを狙って迫るが、ザペテラもその打ち終わりにタックルで飛び込む。もつれた状態からヴァンザントが一度はバックに付きかけるが、ザペテラがこれを逃れパスしてサイドポジションに。しかしヴァンザントは1・2R同様にガードへ戻し、そこから立ち上がる。ヴァンザントの跳びヒザに対しタックルしてザペテラがテイクダウンするが、ヴァンザントは立ち上がり再びの跳びヒザを見舞って終える。
判定は29-28(ヴァンザント)、29-27(ザペテラ)、30-27(ザペテラ)の2-1でザペテラ。RIZINにゆかりを持つ同士の対戦を制した。
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