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【ボクシング】”悪童”ネリが快勝で王座返り咲き=体重超過での王座剥奪から2年7ヶ月ぶり

2020/09/27(日)UP

ルイス・ネリ(写真は18年2月、バンタム級王座剥奪となる計量の前日に行われた調印式にて)

 WBCスーパーバンタム級王座決定戦が27日(現地時間26日)アメリカ・コネチカット州モヒガンサンカジノにて行われ、同級1位のルイス・ネリ(25=メキシコ)が同級6位のアーロン・アラメダ(27=メキシコ)の右のカウンターに手を焼きながらも、判定3-0(115-113、116-112、118-110)と差をつけ、山中慎介との再戦で体重超過によるWBCバンタム級王座剥奪からおよそ2年7か月ぶりに世界王者に返り咲いた。

 山中との初戦(17年8月)で勝利し王座についたものの、1週間後にはドーピング検査で筋肉増強作用のある禁止薬物ジルパテロールで陽性が発覚。ジルパテロールは牛の成長促進にも使用されるため、ネリ側はジルパテロールが入った餌を食べた牛の肉を知らずに食べたことが原因と主張したこともあり”悪童”とも言われてきた。昨日の計量でも体重超過が心配されたが、1階級上げたせいもあってか200gアンダーで一発パス、好調を伺わせていた。

 元々この一戦は今年3月にWBC同級王者レイ・バルガス(メキシコ)の挑戦者決定戦として行われる予定だったが、コロナ禍で試合が流れると、次は王者バルカスが足の怪我で長期戦線離脱に。WBCはバルカスを休養王者とし、今回の一戦を王座戦に昇格させた。よってネリはバンタム級から1階級上げたスーパーバンタム級初戦が王座戦となった。ネリは30勝(24KO)無敗、アラメダは25勝(13KO)無敗と、全勝同士の対戦。ネリは11連続KO中で、今回はKOでの王座奪取が期待されていた。

2年7ヶ月前、再計量でも1.3kgオーバーで王座剥奪、机にひれ伏したネリ

 試合は序盤からネリがアグレッシブに攻め続けるが、アラメダの右のカウンターが当てられ詰めきれない。普段なら連打しながら回転力を上げ強烈なパンチでダウンに繋げるが、アラメダの右を警戒してか、連打も回転力が上がらない。アラメダの右に苦しめられながらも、手数でネリが優勢に進める。
 しかし、9Rにやや動きが落ちてきたネリ。10Rからアラメダのボディアッパーが効いたか失速しはじめる。更にネリの顎にアッパーがクリーンヒットし、動きが止まり大ピンチを迎えたが間も無くゴング。アラメダのカウンター攻撃が重なりネリのまぶたが腫れている。

 11R、前ラウンドの屈辱を取り返すべく、前半から圧力をかけるも、なかなか詰めきれないが、終盤にアグレッシブに攻めるネリは回転力を上げ始める。

 最終の12R、ネリはボディの連打から上へ大振りのフックを連打する。ガードしながらカウンターを狙うアラメダだったが、ネリの強いパンチの連打にアラメダは逃げながらカウンターもヒットさせる。それでもネリは構わずボディ、上への連打をやめなかったが、ダウンを奪えず判定に。ネリの連続KO記録は止まったが、王座奪取に成功した。

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