【BOM】ラジャ王者・竜哉が勝利しRIZIN参戦希望、名高は相手に触れさせず貫禄のKO勝ち
BOMプロモーション
『BOM ~ The Battle Of MuayThai 〜BOM WAVE02 – Get Over The COVID-19 –』(4ページ目)
2020年10月4日(日)=無観客のため会場は非公開
▼第8試合 ムエサイアムミドル級王座決定戦3分5R
△柿沼 慶(ポゴナクラブ)
ドロー 判定1-0 ※49-49×2、50-49
△プーパンレック(タイ)
柿沼はパワフルなハードパンチと闘争心あふれるスタイルが持ち味のファイター。WMC日本ウェルター級、WMCインターコンチネンタルスーパーウェルター級、BOMスーパーウェルター級の三冠を獲得している。今年2月にはIBF世界スーパーウェルター級王座に挑戦するも、レック・エイワスポーツにTKO負けを喫しタイトル奪取を逃した。
対するプーパンレックはムエタイ仕込みの右ミドルとタフさを武器に、日本国内で活躍。昨年3月には新日本キックボクシング協会日本ミドル級王者の斗吾からドローをもぎ取り、同年6月にはWMCインターコンチネンタルミドル級王座を獲得。元蹴拳スーパーミドル級王者の肩書きもあり、今回3本目のベルト奪取を狙う。
柿沼のビルドアップされた身体に対し、プーパンレックは少し肉がだぶつき余裕がありそうだ。
1Rは互いにローを蹴り合いからの様子見。詰める柿沼に対し、プーパンレックは前蹴り、プッシングで突き放す。柿沼の左ボディが入る。
2R、変わらず下がりながらストッピングのプーパンレック。プーパンレックの右ロー蹴り終わりに対して、柿沼の素早い左ボディが目立つ。互いにローをカットしないので、双方脚が赤くなっている。柿沼はボディ、プーパンレックはパンチ打ち終わりのヒジを狙う。
3R、プーパンレックがミドルを多用し始める。柿沼は詰めて連打を出し、左フックから右フックへとクリーンヒット。パンチが効いたのか、組みに行くプーパンレック。勢いに乗り柿沼が左右のパンチで前進すると、左ボディもヒット。さらに詰める柿沼がヒジを狙う。プーパンレックから鼻血が出ている。下がりながら前蹴りを出し、距離を取るプーパンレックだが、柿沼の左ストレートがまたもヒットする。しかし決めきれずゴング。
4R、プーパンレックが左ジャブから右ミドルと攻撃を増やす。サークリングしフェイントをかけながら手数を出すプーパンレックに、柿沼は手を出しにくいのか様子見気味。中盤、柿沼が右フックからの連打で中に入るが続かない。ブーパンレックはパンチをもらいながらも、サークリング。左ジャブとプッシング、さらにロー、ミドルで距離を取る。柿沼は最後までほぼ入れずゴング。
5R、パンチ主体だった柿沼がローから入り始める。ミドル、前蹴りからパンチとバリエーションを出す柿沼。柿沼の前進に、下がっては首相撲にかかるプーパンレック。柿沼は組むとヒザが出しにくそうだ。ラスト1分はパンチで来る柿沼に、プーパンレックが前蹴り、ジャブで牽制、さらに右ミドルを入れる。
判定は49-49、50-49、49-49と、柿沼が1ポイントリードしたもののドロー裁定。新王者の決定はお預けとなった。
(写真提供:BOM)
▶次ページはWMC日本フライ級王座決定トーナメント1回戦ほか試合結果
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