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【BOM】ラジャ王者・竜哉が勝利しRIZIN参戦希望、名高は相手に触れさせず貫禄のKO勝ち

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2020/10/05(月)UP

右ミドルで攻める竜哉

BOMプロモーション
『BOM ~ The Battle Of MuayThai 〜BOM WAVE02 – Get Over The COVID-19 –』
2020年10月4日(日)=無観客のため会場は非公開

▼メインイベント BOM -50kg契約 3分5R
○竜哉・エイワスポーツジム(奥脇竜哉/エイワスポーツジム)
判定3-0 ※49-47、49-47、50-47
●リュウノスケ・ウォー・ワンチャイ(ウォー・ワンチャイ・プロモーション)

 竜哉は、昨年9月にラジャダムナンの現地でラジャのミニフライ級王座を獲得。今年2月にはWPMFムエタイ世界ミニフライ級王座も戴冠するなど、和製ムエタイ戦士のトップファイターだ。
 対するリュウノスケは幼少時からタイで活躍し、タイの地方タイトルなども獲得しているジュニアムエタイの強豪。竜哉にアップセットを起こせるか。

 前日の計量時点でリュウノスケがリミットを700gオーバーしたが、竜哉が試合を了承し減点を望まなかったため、通常通りの採点で行われる。

 1R、竜哉が右アウトローを主体にロー攻撃。リュウノスケは落ち着いた様子でカットし、時折単発の前蹴りや、前足での右ミドルを蹴るのみ。竜哉による奥脚への左ローもクリーンヒット。リュウノスケは完全様子見で、ほぼ攻撃せず。

 2R、プレッシャーをかけ、踏み込んで左フックを入れる竜哉。リュウノスケはまだ様子見だが、前脚のカットも角度が間に合わず、脚が赤くなってゆく。リュウノスケがミドルを蹴るも、竜哉に抱えられてしまう。1Rと同じくリュウノスケの手数が少ない。

ミドルキックを叩き込む竜哉

 3R、竜哉がローキックの他にもミドルでも攻める。互いにミドルの蹴り合いの場面も。リュウノスケはサウスポーに構えを変えるが、ローキックが効いたか。ラスト1分、リュウノスケが、腫れた左脚で踏ん張り切れずバランスを崩す場面も。竜哉が素早いパンチコンビネーションで攻めるも、ラストはリュウノスケが左ミドル連打で前に出る。

 4R、右ローを狙いまくる竜哉。リュウノスケも左ミドルで攻める。ローのダメージで、リュウノスケのステップがぎこちないが、二段蹴りも。

竜哉(左)がリュウノスケに判定勝利

 5R、リュウノスケがこの試合、初めて前に出て、組んでは投げを放とうとする。離れると竜哉がミドルを出すが、リュウノスケもすぐさま返す。アグレッシブなミドル合戦が続いたが、ポイントを取り、勝ちを確信したか、竜哉は無理せずディフェンスに回り、時折単発のローを放つのみに。諦めずミドルから組みにいくリュウノスケだが、竜哉の右ストレートがヒットする。

 判定は3-0で竜哉が勝利した。竜哉は「リュウノスケ選手強かったです。またベストコンディションの時にやりましょう。年末RIZIN出たいんで、名高と二人でムエタイの強さを証明したいです」とムエタイ殿堂王者揃ってのRIZIN出場を要望した。

▶次ページは元ラジャ&ルンピニー統一王者・名高vs阿部秀虎

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