【ナイスミドル】IT会社会長、赤いちゃんちゃんこで還暦ファイトに挑むも勝利ならず
NICE MIDDLE実行委員会
『NICE MIDDLE 51』第2部
2020年11月8日(日)東京・新宿FACE
2008年に旗揚げした35歳以上の中高年世代を対象にしたキックボクシングイベント『NICE MIDDLE(ナイスミドル)』。これまで、2〜3ヶ月に1度のペースでイベントを開催してきたが、新型コロナの影響で5月、7月、9月の3大会の中止を余儀なくされた。
51回目を迎えた今回は、選手、レフェリーにPCR検査を実施し、全員陰性であることを確認した上で9ケ月ぶりに開催。観客の長時間の滞在を避けるために2部制に分けて行なわれ、通信業、介護業、警察官、とび職、鉄道マン、不動産業、IT業、教員、塗装業、製薬業、リサイクル業、居酒屋店主など、さまざまな職業と人生を歩む中年ファイター24名が熱い戦いを見せた。
▼第6試合 ライト級
“戦う赤ずきんのおやじ”
●しんのすけ(60=前・目黒藤本ジム 現・RIKIX/IT会社会長)
判定3-0 ※20-18、20-18、20-19
“ブルース・リー直撃世代!”
○田中 聡(58=Bring it on パラエストラAKK/不動産賃貸業)
IT会社会長のしんのすけは、12年前のナイスミドル旗揚げ戦から参戦する大ベテランで8月に還暦を迎えた。5月に亡くなった目黒藤本ジム藤本勲会長の愛弟子でもある。
元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者の石井宏樹をセコンドに従え、赤い頭巾とちゃんちゃんこで登場。対するは、3年前のリベンジに燃える58才不動産賃貸業の田中。
1R、右ハイのダブルから左ミドルを繰り出す田中。しんのすけは右ボディフックを返す。中盤に田中の左ストレートがヒットする。田中はトリッキーなフットワークで多彩なコンビネーションを繰り出す。
2R 、右ハイから右飛び蹴り、左バックキックと多彩な蹴り技を繰り出す田中。左ストレートがしんのすけにヒット。しんのすけの右フックも田中の顔面にヒットする。
しんのすけは鼻血を流しながら果敢に前に出て攻撃を続けるが、ここで終了のゴング。
判定3-0で田中が3年前のリベンジに成功。しんのすけは、故・藤本会長の墓前に還暦勝利の報告をすることが叶わなかった。
▼第5試合 ウェルター級 2分2R
“与野の楽天格闘家”
●真 猿(46=鴨川會/教育関連サービス業)
KO 1R 0分32秒
“遅れてやってきた、鬼滅のガキ大将”
○YO UEDA(47=TARGET SHIBUYA UedaGumi/サービス業)
▼第4試合 ウェルター級 2分2R
“French Papa Fighter”
●グザビエ(45=TARGET/インターナショナルスクール教員)
KO 1R 0分56秒
“無差別種まきスプリンクラー”
○キャバレー西田(43=TARGET SHIBUYA UedaGumi/IT業)
▼第3試合 ライト級 2分2R
“俺か、俺以外か”
○昴佑(35=D-Blaze/塗装業)
KO 2R 0分43秒
“キングオブKY野郎”
●ボキボキのはぎわら(37=TAGET SHIBUYA/愛の伝道師
▼第2試合 ミドル級 2分2R
“タイマニア”
●ナオマサ・ルトタナモンコンスック(46=D-Blaze/インターネット販売業)
判定3-0 ※20-18、20-19、20-19
“大宮の命知らずな格闘家”
○小田島“DAREDEVIL”武志(45=北斗會 中平道場/鉄道業)
▼第1試合 フェザー級 2分2R
“コロナ退治頑張ってます”
●伊藤泰史(48=クレイン/製薬業)
KO 2R 1分56秒
“ザ・ダンシング・ポリスマン”
○シュンスケ・ムアンチャイ・ピラーノ(46=新宿レフティジム/警察官)
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