【UFC】”RIZIN看板”背負う村田夏南子がデビュー戦快勝、UFCベテランに強烈ヒジ連打と4回のテイクダウン決める
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス14』
2020年11月15日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
▼女子ストロー級マッチ
●ランダ・マルコス(カナダ)
判定0-3 ※27-30×3
○村田夏南子(日本)
村田はレスリングの全日本選手権や世界ジュニア選手権などで優勝した実績を引っさげ、2016年4月の『RIZIN.1』で総合格闘家としてプロデビュー。RIZINで数々の強豪と激戦を繰り返し、昨年6月からINVICTAに参戦を果たした。
同11月にエミリー・ドゥコッティを判定で下し、INVICTAストロー王者となり、今年7月に“世界最高峰の舞台”のUFC参戦が決定。「RIZINの看板を背負って世界と戦って来ます」とファンへメッセージを送っていた。MMA戦績は11勝1敗。
対するマルコスはUFC15戦のベテラン。今年に入り2連敗と苦戦しているため、UFCデビューの村田から勝ち星を奪いたいに違いない。戦績は10勝9敗1分。
1R、サウスポーの村田。オーソドックスのマルコス。村田が組んで小外掛でテイクダウン成功。右手で脇を差しパスガードする村田。サイドを取るが、マルコスが脇を差し返し立ち上がる。ケージに押し込む村田。マルコスの左足を取り、2度目のテイクダウン。ハーフガードのポジションから、右ヒジを連打。ラウンド残り数秒、マルコスがヒールフックを仕掛けるが、村田が上手くディフェンス。ここでラウンド終了。
2R、村田のタックルを警戒してか、低姿勢のマルコス。マルコスがジャブ、村田がバックハンドを放つ。左ハイの村田。蹴り終わりマルコスが連打するが村田はステップバックで被弾せず。ラウンド中盤、村田がシングルレッグで3度目のテイクダウン。村田はマルコスの右手首を掴み、上手くトップコントロール。立ち上がろうとするマルコスに左のパンチを当てていく。村田はマウント狙うが、立ち上がるマルコス。村田が首をがぶるが、マルコスが立ち上がる。
3R、右フックをヒットさせる村田。村田がタックルを仕掛け、マルコスを持ち上げ中央でテイクダウン。この試合4度目のテイクダウンを決める村田。サイドポジションの村田はここからダースチョーク。そこから移行し、ノースサウスチョークを仕掛ける。決まるまで後一歩のところだったが、フィニッシュできず。マルコスの蹴り上げが村田の顔面を直撃するがダメージは無い様子。残り30秒、ガードからかつぎパスでサイドを取る村田。トップキープしたところでタイムアップ。
“世界最高峰の舞台”UFCデビューの村田がフルマークの判定で、UFCベテラン選手から圧倒的な勝利を飾った。
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