【UFC】元フェザー級王者ホロウェイが打撃戦で完勝「オレはUFCで最強のボクサーだ!」
WME-IMG
UFC Fight Island 7
2021年1月17日(日・日本時間)アラブ首長国連邦・アブダビ/エティハドアリーナ
【メインイベント】
▼フェザー級 5分5R
○マックス・ホロウェイ(米国)
判定3-0 ※50-43×2, 50-42
●カルヴィン・ケーター(米国)
マックス・ホロウェイ(29=米国)は元UFCフェザー級王者で現在ランキング1位。19年12月にアレクサンダー・ヴォルカノフスキー(オーストラリア)にフェザー級の王座を奪われ、昨年7月にダイレクトリマッチでヴォルガノフスキーに挑んだが、判定1-2の僅差で王座返り咲きに失敗した。今回のその復帰戦となる。MMA戦績は21勝6敗。
対するカルヴィン・ケーター(32=米国)はフェザー級ランキング6位。レスリングとボクシングを軸とする強豪。20年は2戦全勝し、5月のジェレミー・スティーブンス戦では、接近戦からの打ち合いで、強烈な肘カウンターからのパウンドTKO勝利で大きな印象を残した。MMA戦績は22勝4敗。
1R、両者ともにオーソドックス。ホロウェイの飛び込んでのワンツーがヒット。重圧で前進するホロウェイ。ハイガードのケーターにボディショットを何度も叩き込む。ホロウェイの強烈な右ストレートがケーターの顔面を直撃。ケーターがケージまで吹き飛ぶ。ホロウェイは打ち合いだけでなく、3度もバックスピンキックを放つなど、試合の主導権を握る印象をつける。
2R、さらに追い討ちをかけるホロウェイだが、カーターも反撃しカウンターのパンチを当てていく。ホロウェイの強烈なヒジがヒット、続けて連打し、カーターはハイガードの状態で立っているのが精一杯の様子。ホロウェイのさらなるヒジ打ちで、カターは顔面から流血。ラウンド終了間際、さらにホロウェイの左ハイキックがヒットそしてパンチ連打で追撃するが、あと一歩のところでブザー。
3R、かなりのダメージを負っているケーターだが、勝負を諦めない。接近戦でホロウェイと打ち合い、ラウンド中盤には右のクロスカウンターを当て見せ場を作る。
4R、決めにかかるホロウェイはボディに集中、。強烈なボディショットの連打、そして何発もヒザ、ヒジを叩き込む。ケーターは満身創痍の状態だが、フラフラになりながらも闘志は衰えない。
5R、完全にポイントリードしているホロウェイだが、最後までフィニッシュ勝利を諦めない。組み付く形での時間稼ぎをせず、打撃戦で真っ向勝負。ホロウェイは解説席を指差し「オレはUFCで最強のボクサーだ!」と叫びながら、ケーターと殴り合う。
試合は50-43×2, 50-42の判定3-0でホロウェイの完勝。世界最高峰の総合格闘技(MMA)団体UFCの21年キックオフイベントのメインは、UFC史上に残る壮絶なファイトで幕を閉じた。
▶︎次のページは、メインカード(セミメインまで)4試合とプレリム5試合の結果
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