【ボクシング】カネロが3回TKO勝利、相手はその強さに呆然、次戦は5月サンダースと統一戦
2月28日(日・日本時間)、世界4階級制覇王者でPFP1位のサウル”カネロ”アルバレス(30=メキシコ)のWBC世界スーパーミドル級&WBA世界同級スーパー王座の防衛戦が米ラスベガスにて行われ、WBCの指名挑戦者でWBC同級2位のアヴニ・ユルドゥルム(29=トルコ)を3回終了時TKO勝利で防衛に成功した。
試合は序盤両者ジャブで伺うが、カネロはジャブからボディブローに繋げる。ユルドゥルムもボディブローを返すが空を切る。ユルドゥルムの顔の前にグローブをおいた固い構えが、わき腹に隙を生み、カネロのボディブローが何度も入る。
2Rから、カネロの手数はさらに多くなり、アッパーで顎を跳ねさせ、ボディ、フックと次々に入れて行く。ユルドゥルムはほとんど手数を出さず、出してもカネロにかわされてしまう。
このラウンドが終わり、ユルドゥルムのコーナーが映し出され、ジョエル・ディアストレーナーが”しっかりバックステップして2〜3発返せ”という様なゼスチャーをしながら熱く話すもユルドゥルムは横を向き、それどころでは無いという感じだ。
3R、相変らず、フックとボディブローで責め続けるカネロ。そしてユルドゥルムのガードの間をカネロのワンツー右ストレートがクリーンヒットしダウンを奪う。
ユルドゥルムは立ち上がり、反撃に移るも続かず、最後までカネロの攻撃が続いた。
何とかこのラウンドをしのいだユルドゥルムだったが、インターバル中、トレーナーが「もう1ラウンドだ、大丈夫か?」と強い口調で問いかけていたが、ユルドゥルムは呆然といった様子で、ついに陣営が棄権を申し出、カネロのTKO勝利となった。
カネロの次戦は5月8日、WBOスーパーミドル級王者ビリー・ジョー・サンダース(31=英)との統一戦とリング上で発表された。
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