【イノベーション】“アラフォーの星”櫻井健が激闘を制し悲願の王座奪取、5度目のタイトル挑戦の末に
JAPAN KICKBOXING INNOVATION
「Resistance-1」
2021年3月21日(日)東京・新宿FACE
▼メインイベント(第8試合) INNOVATIONスーパーフェザー級王座決定戦 3分5R延長1R
〇櫻井 健(HardWorker/同級1位)
判定3-0 ※三者とも49-48
●RISING大輝(RISING己道会/同級6位)
櫻井はINNOVATION中量級で戦い続けるベテランで、過去4度王座に挑戦。いずれもベルトには届いていないが、17年4月には王者・山口侑馬と引き分けるなど、あと一歩まで迫る。昨年はスーパーフェザー級次期王座挑戦者決定トーナメントに参戦。11月の準決勝で児島真人とのスプリット判定となる接戦を制し、王座挑戦をたぐり寄せた。その後、同級王者の久井淳平が王座を返上したことにより、今回の王座決定戦が実現。今年40歳を迎える“アラフォーの星”が悲願の王座奪取に挑む。
対する大輝は空手をバックボーンとするハードヒッター。ホームリングのINNOVATIONだけでなく、ホーストカップ、BORDERと各地のリングで活躍を見せる。昨年12月のスーパーフェザー級(58.97kg)王座決定トーナメント準決勝では、市村大斗と延長までもつれ込む激闘を制している。
1R、プレッシャーをかける櫻井は右ロー、左ミドル。大輝は下がりながらもパンチを返していくが、櫻井はしっりかりブロックして前進を止めない。
2R、櫻井は組んでのヒザ、大輝の蹴り足をキャッチしてこかし、左右のローと大輝のスタミナを削っていく。3R、ワンツー主体の攻めで巻き返しを狙う大輝に、櫻木はヒジ、組んでのヒザ、右ローと変わらない手数を見せる。このラウンドまではジャッジ二者が櫻井を支持し、残り一者はドロー。
4R、組みを多用する櫻井に対し、大輝は接近戦でヒジをヒットさせカットに成功。切り傷は浅かったか、櫻井の前進は止まらない。
5Rに櫻井にドクターチェック。再開後、このラウンドは大輝が逆襲に出て前進。櫻井は押されながらも打ち合いに応じて右ローも交ぜていく。フルラウンド終了し、判定3-0で勝利した櫻井がベルトを巻いた。
▼セミファイナル(第7試合) INNOVATIONフェザー級ランキング戦 3分3R延長1R
●千羽裕樹(スクランブル渋谷/同級4位)
TKO 3R1分58秒 ※レフェリーストップ
〇井上竜太(HardWorker/同級5位)
25戦のキャリアを持つ35歳の千羽に対し、井上は10戦6勝(2KO)4分と現在無敗の19歳。両者は昨年12月に顔を合わせており、ドロー決着となった。現在同級王座は宮元啓介が保持し、ランキングでは1位および3位が空位となっている。宮元への挑戦に一歩近づくため、両者とも落とせない一戦となる。
1Rからパンチ、ローを飛ばしながらガンガン前に出て距離を潰す千羽に対し、井上は下がりながらも的確に左ミドルを当てていく。
2Rも変わらず前進する千羽に、井上は左ミドル。さらに左のヒジを当てる。この一発で千羽は右目を気にしながらも前進。ここまではジャッジ二名が井上を支持。
3R、左ヒジを当てる井上がダウンを奪う。立ち上がる千羽は打ち合いに持ち込むと、井上もパンチで応戦し右ストレートをクリーンヒット。これで千羽は2度目のダウンを喫したところでレフェリーがストップ。井上のTKO勝ち。
▶︎次ページは、白幡太陽vs風太、馬木樹里vs鈴木健太郎、そのほかの試合結果
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