【ボクシング】衝撃の”鼓膜破壊”KO、元ラグビースターのポール・ガレンが元ヘビー級王者を1Rで沈める
4月21日(日本時間22日)オーストラリアにて行われたプロボクシングヘビー級では、元ラグビースターで、ボクシング10戦無敗のポール・ガレン(39=豪州)が元ヘビー級王者のルーカス・ブラウン(42=豪州)を豪快に1R1分55秒でKO勝利した。
ガレンは昨年12月、K-1でも活躍した”サモアの怪人”マーク・ハントに判定勝利しており、これで戦績を11勝(6KO)無敗1分に伸ばした。
ガレンは19年8月までラグビー選手を続け、NRL(豪州ラグビーリーグ)の10年間に一度のベストプレイヤーの一人に選ばれている。その間にもプロボクシングに参戦し勝利を重ねてきた。
対するブラウンは16年3月にWBA世界ヘビー級王座をKO勝利で獲得したものの、試合後のドーピング検査で陽性反応が出て王座剥奪。しかし、これまでWBAインターコンチネンタルヘビー級王座、オーストラリアが本部のWBF世界ヘビー級王座など獲得してきた強豪。戦績は29勝(25KO)3敗でブラウン有利の声が高かった。
試合は序盤から圧力をかけアグレッシブに攻めるガレン、上から叩きつけるような強烈な右フックをブラウンの側頭部に2発叩き込むとブラウンはロープ越しに仰向けにダウン。立ち上がったブラウンに再び連打で攻めると今度はうつ伏せにダウンし、2分足らずでKO勝利した。
次戦は19年のボクシング世界選手権スーパーヘビー級銅メダリストで、20年の東京五輪にも内定していたジャスティス・フニ(22=豪州)との対戦が有力となっている。フニは昨年10月にプロ転向後3勝3KO無敗で、ブラウンがこの対戦で勝利すれば次の対戦相手に指名していた。
しかしガレンは相手にこだわらない様子で「私は賞金稼ぎのファイター、タイトルのために来たのではない。人々が見たいと思う試合をしたいんだ。多く試合をこなし、お金を稼ぎたいと思っている」とコメント。
負けたブラウンは「最初の1発はどこに打たれたか分からないが、左耳が聞こえない。平衡(へいこう)感覚が保つことができなかった」と語っている。これは鼓膜が破れた症状だが、平衡感覚をつかさどる鼓膜の奥にある内耳まで傷ついている可能性がある。重症の場合は手術も必要となる。無事を祈りたい。
▶︎次ページは(動画)”鼓膜破壊”の叩きつける右フック連打でダウンを奪うガレンの衝撃映像
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・(動画あり)YouTuberジェイク・ポールが1R TKO勝利、元UFCアスクレンが豪快にマットに崩れる
・(動画あり)まさに戦慄のKO、ヘビー級の一撃にロープにもたれ失神、身体が硬直状態に
・(動画あり)中東で起きた“体がくの字に曲がるバスター”失神KO劇「落とす角度がヤバイ!」と慄然の声
・(動画あり)スーパーモデル級”ロシア美女が衝撃の“29秒”KO勝利! 右ストレートで相手は失神
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!