【GRACHAN】急遽会場変更のメインで岸本篤史が連勝中の笹川JPに判定勝利
GRACHAN実行委員会/BRAVEジム
「GRACHAN47×BRAVE FIGHT23」
2021年4月25日(日)会場:非公開
▼第16試合 GBFIGHT ONODERA GROUP ホールディングス presents ファイト ライト級 5分2R
〇岸本篤史(BRAVE)
判定2-0
●笹川JP(トイカツ道場)
政府より発令された緊急事態宣言を受け、当初、予定されていた会場の東京・大田区産業プラザPIOは使用禁止に。GRACHAN岩﨑ヒロユキ代表とGRACHAN相談役に名を連ねる宮田和幸BRAVE GYM代表は「減量含めてこの日のために必死に頑張ってきた選手の気持ちを考えると、日程を変更、または大会を中止にする選択は、私たちにはありませんでした。どうしたら選手が試合できる環境を作れるのか? そこを重点に置き都外を探し回りました」という。東京以外の他県の会場がようやく見つかり(場所は非公開)、急遽場所を変えての開催となった。
メインに抜擢されたBRAVE GYMの岸本はボクシングでインターハイミドル級3位、大学では国体成年ミドル級準優勝の実績を持つストライカー。2019年12月のGLADIATORライト級王者キ・ウォンビンとの一戦では得意のカウンターを当てて1R KO勝ちしたものの、2020年9月の鈴木一史との一戦では腕十字で一本負け、同年12月の村田俊戦ではドロー。再起戦で白星を狙う。
対する笹川はGRACHAN初参戦。柔道で福島県国体予選での優勝経験を持ち、2009年の戦極のトライアウトに参加しMMAを始めると、アマチュアで試合経験を積み、2015年のDEEPフューチャーキングトーナメントでは準優勝。アグレッシブなファイトスタイルを特徴とする。前戦となった2019年7月のFighting NEXUSで有村脩也に判定勝ちし5連勝中。
1R、パンチで前進する岸本は右フック、左ストレートをヒットさせ笹川からダウンを奪う。劣勢の笹川だが、立ち上がって胴タックルを仕掛けて金網に押し込む。
そのまま立った状態で肩固めを極めに行くが、岸本はこれを回避。いったん離れても笹川は組み付いてテイクダウン。袈裟固めの状態から岸本にパウンドを落とす。
2R、打ち合いの中で岸本が左フックを当てダウンを奪う。ダメージを感じさせることなく、笹川は両足タックルでテイクダウンしたものの、岸本は立つ。再度首投げでテイクダウンする笹川に、岸本はうまく足を絡ませて脱出させバックに付く。最後までパンチでKO狙いの岸本に対し、笹川はしつこく組み付いてテイクダウンを狙ったところで終了。
スタンドで有効打を決めた岸本が判定2-0で勝利した。
▼第15試合 GBFIGHT (有)プロアート presents ファイト 無差別級 5分2R
●誠悟(AACC)
判定0-3
〇荒東“怪獣キラー”英貴(パラエスト大阪)
チェコの柔道代表だったラデック(AACC)がタイMMA逆輸入ファイターの荒東“怪獣キラー”英貴(パラエスト大阪)と対戦予定だったが、ラデックが靱帯損傷で欠場となり、代わりに誠悟(AACC)が参戦。誠悟は打撃中心の激しい試合を展開したメガトン級を代表する選手で“Mrメガトン”と呼ばれたが、2014年7月の大田区総合体育館大会で引退。18年10月、約4年ぶりに復帰し、現在2連敗中。
1R、荒東は右ロー、左インローを次々と当て、さらには右ストレートもヒットさせて誠悟を追い込む。誠悟は打ち合いに応戦するも、荒東の手数の前に打たれてしまう場面が多くなる。
2R、左フックをクリーンヒットさせた荒東は、顔面を血で染まった誠悟を金網に押し込んでパンチ連打。さらに荒東は左ミドル、左ロー、左ハイも当て誠悟を圧倒。誠悟は打ち返す場面もあったが、最後まで手数の落ちない荒東は判定勝ちした。
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