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【JFKO フルコン空手全日本】亀山真が入来を破り重量級で初優勝、福地勇人はリベンジで中量級を制す

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2021/05/30(日)UP

山崎(右)が接戦を制し初優勝を飾った

公益社団法人全日本フルコンタクト空手道連盟
『骨髄バンクチャリティー 第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会』2日目
2021年5月29日(土)・30日(日)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)

軽中量級(65キロ未満)
○山﨑亮輝(水滸會丈夫塾)
再延長 判定3-2
●岩多陽勇(全真会館)

初参戦の岩多陽勇が決勝に進出した

 65キロ未満のクラスは前回大会まで軽量級(最軽量クラス)だったが、今大会より〔人数増加により〕軽中量級(65キロ未満)と軽量級(60キロ未満)に分けて新設された。

 優勝候補筆頭の河瀨惇志(新極真会)は準々決勝戦で勝利は収めたが足を負傷し、ドクターストップとなった。

 もう一人の優勝候補、大野篤貴に注目が集まったがその大野を下したのが岩多陽勇(全真会館)。ジュニア時代は好成績を残していたものの高校生からはキックボクシングや新空手の大会に参加。一般部の空手大会に出場するのは今回が初と言う。

 ほとんどノーマークから勝ち上がってきたが大野相手にスピーディーなパンチや蹴りからの即パンチなどキックの技術も生かして攻め込み延長戦3-0で大野を下した。

 もう一方のブロックから勝ち上がってきたのは山﨑亮輝(水滸會丈夫塾)昨年のJKJO全日本大会で準優勝を収めている。

軽中量級ベスト8

 決勝戦、両者とも早い蹴りや、連打で放つ突き技で序盤から激しい打ち合いとなる。

 終盤になればさらにラッシュを放つ。本戦0-0。延長0-0。迎えた最終延長戦。早い蹴り技からの攻撃で山﨑選手がややリード。

 終盤はラッシュで岩多が盛り返したが反撃が一歩及ばず最終延長3-2の判定で山﨑が優勝を収めた。


魚本(左)が多彩な技でリードし優勝した

軽量級(60キロ未満)
○魚本尚久真(魚本流)
判定5-0
●紅谷凱(極真拳武會)

魚本がアクロバットな技を出す

 軽量級は大本命、魚本尚久真(魚本流)に注目が集まった。この階級出場選手中、唯一のベスト8経験者。この階級ができると聞いて、自分のベスト体重なので本当にうれしかったと話している。

 魚本選手は順当にコマを進め決勝戦に
 決勝は16歳の紅谷凱(極真拳武會)。このJFKO全日本には初出場。軽量級ならではのスピーディーな攻撃で勝ち上がってきた。

軽量級ベスト8

 決勝戦は試合開始から魚本選手が上段、中段への力強い蹴りを随所で決め試合をリード。終盤も勢いは止まらず本戦判定5-0の勝利。

「新しいこの階級で優勝できてよかった。これからもみんなの目標になれるようにがんばりたい」と語った。

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