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【JFKO フルコン空手全日本】女子は16歳の新星・渡辺小春が、初出場にして重量級で優勝=女子4階級結果

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2021/05/30(日)UP

優勝は16歳の渡辺小春(武奨館)が制した

公益社団法人全日本フルコンタクト空手道連盟
『骨髄バンクチャリティー 第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会』2日目
2021年5月29日(土)・30日(日)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)

 326のフルコンタクト空手の流派団体が加盟する公益社団法人全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)の全日本選手権。昨年はコロナ禍で中止。今年も緊急事態宣言により開催が危ぶまれたが無観客での開催が決定した。
 今年の9月4日(土)・5日(日)に『第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会』を控えることもあり、世界大会出場が決定している選手たちの中にはこの大会に不参戦のトップ選手もいるため、その分、新鋭の活躍が目立った大会となった。

▼女子重量級
◯渡辺小春(武奨館)
延長 判定
●野邑心菜(新極真会 世田谷・杉並)

破壊力あるパンチで突進する渡辺小春

 渡辺は若干16歳の新星。石川県金沢市の武奨館所属で、昨年の新極真会全日本(無差別)では、野邑を下し、王者となった久保田千尋を体重判定にまで追い込む健闘を見せている。
   対する野邑はJFKO入賞台の常連だが、決勝まではあと一歩の所で手が届いていない。昨年渡辺に敗北した後は心機一転上京し、塚本徳臣の新極真会 世田谷・杉並支部で修行している。

野邑(左)も果敢に攻め延長戦へと突入した

 前蹴りからのローで勢いよく攻める渡辺に、野邑もステップで回りこんでの下突き、ヒザで応戦。渡辺は胸突きを集中的に入れるも、インローで野邑を崩す場面も。しかし1分過ぎに渡辺が顔面殴打で注意1。
 注意から再開されると、渡辺が勢い良く左右へのステップを使い出し突きの連打。野邑もヒザを出すが、渡辺も崩れない。

 判定は渡辺に旗が2本上がるも延長へ。

女子重量級のベスト4

 延長、渡辺が引き続き胸を狙ってゆく。野邑は接近し、ヒザ、下突き、渡辺がかけ声と共にリズミカルな突きを繰り出し続ける。ラスト30、渡辺がまたも左右のステップから胸突きを叩き込む。野邑も左下突き、ヒザと応戦するが若干後手か。

 渡辺に旗が3本上がり、初優勝を勝ち取った。

 渡辺は「去年エントリーしたのですが中止となり、今回初出場となりました。初出場で初優勝という結果を残したかったので、仲間と共にがんばりました」と仲間や師範、応援してくれた人たちに感謝の気持ちを述べた。

▶︎次ページは女子軽量級から女子中量級

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