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【BOM】朝陽・PKセンチャイジムが2度のダウン奪う完勝!伊藤紗弥はMIREYを撃破、健太はカット奪われ判定負け

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2021/07/05(月)UP

喜多村(左)が判定で勝利してベルトを巻いた

▼第9試合 BOMミドル級(72.50kg)王座決定戦3分5R(延長あり)(肘あり)
◯喜多村誠(ホライズン・キックボクシングジム)
判定2-1 ※49-48×2、47-49
●J(TSK japan)

 喜多村は、新日本キックボクシング協会のミドル級トップ戦線で長らく活躍していた元王者。空手をベースとし、アグレッシブなファイトスタイルでこれまでにT-98、喜入衆ら他団体王者クラスの選手を破っており、70kg級のヒジ打ちありのムエタイ路線のトップファイターだ。今回の試合でBOM戴冠を目指してリングに上がる。対するJは、自身の入場曲でファンを盛り上げるファイターだ。今回もファンを楽しませながらリングインした。

 1R、Jが左ローで先制すると、喜多村も左右のローを返す。Jは右のハイキックを狙う。まだお互いに差はない。ジャッジはイーブンとした。

 2R、喜多村がロープに押し込んでのヒザ蹴りを放つと、Jもお返しとばかりに左右のフックで応戦。終盤、Jの左右のフックが喜多村を捉え、コーナーに押し込んで数発パンチの連打を見せた。ジャッジは3名10-9でJを支持する。

 3R、喜多村が前進して左ロー。Jは左右の前蹴りを使いながら牽制。距離が近づくと両者のパンチが交錯する。ジャッジは2名が30-29、1名が30-28でJを支持。4Rは両者ともパンチとヒザで前に出て削り合いに。Jは打ち合いの中でハイキックを狙う。喜多村も辛抱強くローをコツコツ蹴る。

 5Rも近距離の展開で、両者とも首相撲とヒザ蹴りで削り合う。距離が離れると喜多村が左ロー、Jも押し込んでの右ストレート。終盤までふらふらになりながらも手数を出し続けた両者。ジャッジ2名が4R、5Rで喜多村にポイントを付けたため喜多村が判定勝利。喜多村がベルトを腰に巻いた。

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