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【BOM】朝陽・PKセンチャイジムが2度のダウン奪う完勝!伊藤紗弥はMIREYを撃破、健太はカット奪われ判定負け

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2021/07/05(月)UP

石井(左)が天馬(右)との熱戦を制した

▼第7試合 WMC日本フライ級王者決定戦3分5R
●天馬(WSR西川口)
判定 0-3 ※46-48、45-48、44-48
◯石井寿来(=ジュライ・ウォーワンチャイ/ウォー・ワンチャイプロモーション)
※石井が新王座に就く。

石井(左)の強烈なヒジ打ちがヒット

 天馬はWMC日本フライ級のベルトを今年5月に巻き、今回は2階級制覇をかけての王座戦に挑む。対する石井は、ヒジありルールトップクラスの石井一成の甥。海外でも試合を重ねており、ムエタイの殿堂ルンピニースタジアムのリングにも上がっている。

 1R、両者ともサウスポーで左右のローを蹴る。天馬が右フックから左ストレートを見舞うと、石井は接近して左ローを蹴り込む。ジャッジはイーブンとした。

 2R、天馬が近距離でカウンターの左ストレートをヒットさせて、最初のダウンを奪う。さらに、ワンツー、ローと攻撃を散らしていく天馬。ジャッジは10-8で天馬を支持。

 3R、石井がプレッシャーをかけて、左ストレートから左のヒザ蹴り。さらに、石井が近距離で左のヒジ打ちをヒットさせると、天馬が右目尻のあたりをカット。ドクターチェック後、石井が左ヒジ打ちを連打する。2Rのポイント差で、ジャッジは29-28で天馬を支持。

 4R、石井が組みついてヒザ蹴りを放ち、天馬の頭が下がったところで左のヒジ打ちを2度ヒット。このヒジ打ちで、天馬にスタンディングダウンが宣告される。天馬もカウンターのフックやローキックと果敢に攻めるが、石井の左ストレート、ヒジ打ちに押され気味に。このラウンドで石井が形勢逆転した。

 5R、石井が接近するとまたも左ストレートでダウンを奪う。天馬は飛びヒザやワンツーでポイントの挽回を狙うが、終盤は石井が左右ミドルで距離を取り、ペースをキープして順当に判定勝利した。勝利した石井は「まだ15歳なんですけど、これからもっと強くなるので応援よろしくお願いします」と語った。

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