【修斗】無敗の超新星・平良達郎が初回一本勝ちでフライ級世界王者に、キック-54kgT優勝は有井渚海との激闘を制した寺山遼冴
▼セミファイナル(第7試合)CKC2021-54kgトーナメント決勝 3分3R
●有井渚海(及川道場)
延長判定1-2 ※9-10×2,10-9(本戦:30-29,30-30,29-30)
○寺山遼冴(TEAM TEPPEN)
※寺山がトーナメント優勝
本トーナメントは24歳以下の選手を対象にした8名による1DAYキックトーナメント。修斗と同じく、ONE Championshipとパートナーシップを結ぶ全日本新空手道連盟が“新世代王者決定戦”として行った。
決勝に勝ち上がった有井は『ABEMA』の恋愛リアリティショー「恋する週末ホームステイ」に出演するなど、ティーンから絶大なる支持を受けている人気選手。未だ無敗の快進撃を続け、今回の優勝候補の筆頭。トーナメントでは、1回戦で大森隆之介(EX ARES)を、準決勝で匠朗(KSS健生館)を判定で退けた。
対する寺山は現RISE QUEENライトフライ級王者・寺山日葵の実弟。DEEP☆KICK-53kg王者で有井とは今回が3度目の対戦となる。1度目はドロー。2度目は昨年11月のRISEで、その時は有井が2-0の判定勝利を収めた。寺山は今回1回戦で内藤啓人(BELL WOOD FIGHT TEAM)を、準決勝で田渕神太(拳聖塾)を判定で下した。
試合は1R、有井がオーソドックス、寺山がサウスポーの構え。お互いミドルの蹴り合いでリズムを作る両者。
2R、寺山の左ストレートがヒットする場面が増える。有井はこのトーナメントで多用してきたヒザ蹴りで前に出る。
3R、有井がギアを上げミドルを連発。しかし、寺山も前進する有井に右フックを合わせていく。
一歩も引かない両者は終盤、打ち合いを見せるが、判定は30-29、30-30、29-30のドローに。
延長戦、さらに打ち合いを仕掛ける有井に、それを受け返す寺山。積極性は有井だが、有効打は寺山か。判定は2名が寺山、1名が有井を支持し、寺山が勝利した。
ライバルの有井への雪辱を果たしトーナメントを制した17歳の寺山は冒頭で、大会主催者や関係者へ感謝の気持ちを述べると「ずっとリベンジしたかった有井選手にこういう場で勝てて本当に良かったです。これからももっと強くなるんで応援お願いします」と、涙しながら喜びを爆発させた。
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