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【ボクシング】元王者ラミレスが悶絶”時間差ダウン”KO劇! 階級上げ3連続KO勝利でWBAライトヘビー級王者に宣戦布告

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2021/07/10(土)UP

無敗の元世界王者ラミレスは階級上げ今回もKO勝利、これでライトヘビーで3連続KO勝利だ(c)DAZN

 7月10日(日本時間)米国ロサンゼルスにてライトヘビー級12回戦が行われ、41戦無敗の元WBO世界スーパーミドル級王者ヒルベルト・ラミレス(メキシコ=30/WBO同級3位)がスリバン・バレラ(39=キューバ/WBC同級6位)からボディで3つのダウンを奪い、4R 1分38秒でKO勝利した。

【動画】ラミレスのボディブローで悶絶!時間差のKO劇

 ラミレスは世界スーパーミドル級を5度防衛し返上、19年よりライトヘビー級に階級を上げ2連続KO勝利で今回の試合を迎えた。タイトル戦前哨戦の位置付けとも言われた。

 試合は1Rは互いに様子を見たが、2R目からラミレスはボディやアッパーを中心に攻める。アッパーではバレラの顎を跳ね上げるも、バレラも反撃に出て左フックがラミレスの顔をかすめる。
 アッパーとボディ中心の攻撃が功を奏し3R終盤にはカウンターの左ボディブローでダウンを奪う。何とか立ち上がりこのラウンドを耐えたが、4Rにもバレラのパンチにカウンターの左ボディブローを入れると顔を歪め、3秒後にゆっくり膝をつき2度目のダウン。立ち上がると次は右のボディブロー。平気かと思われたが、またもや3秒後にゆっくりマットに沈みレフェリーが試合を止めた。

 ラミレスは試合後のインタビューで「(自分の)パフォーマンスは素晴らしかったと思う。ドミトリー・ビボル、次はお前だ」と無敗の現WBAライトヘビー級スーパー王者のドミトリー・ビボル(30=キルギスタン)を指名した。
 ラミレスは階級を上げ3試合全てでKO勝利、戦績を42勝28KO無敗に伸ばした。

【選手データ】7月10日の試合後現在

ヒルベルト・ラミレス(C)DAZN

ヒルベルト・ラミレス(メキシコ=30/WBO同級3位)身長:189cm、リーチ191cm、体重:ライトヘビー級(-79.38kg)、構え:左
戦績:42勝28KO無敗、主なタイトル:WBO世界スーパーミドル級王座(防衛5=返上)/WBC世界スーパーミドル級ユース王座

▶︎次ページは【動画】ラミレスのボディブローで悶絶3度のダウン

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