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【ラウェイ】渡慶次幸平が1年9か月ぶりラウェイ戦でKO勝利、東修平が皇治に頭突き勝負を呼びかけ、史上初アンビータブルルール戦で鈴木槙吾が坂本優起にTKO勝利

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2021/07/22(木)UP

初のアンビータブルルールで元パンクラス王者・鈴木が元SB王者・坂本を下す

▼第1試合 アンビータブル・ルール 90kg契約 5分2R インターバル2分 判定あり
●坂本優起(シーザージム/第5代SB日本スーパーウェルター級王者)
TKO 2R1分6秒 ※ドクタースタップ
○鈴木槙吾(フリー・ONLY WE/第8代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト)

右ヒジを叩きつける鈴木

 鈴木は第8代ウェルター級キング・オブ・パンクラシストの看板を引っさげ、19年5月にラウェイへ初参戦。WKBF(世界キックボクシング連盟)K-1ルール世界クルーザー級王者TY・ウィリアムスに1RKO負けを喫し、この試合でアゴを骨折した。その後プロレスユニット「ONLY WE(オンリー・ウィー)」に参加していたが、今回約2年振りの格闘技への復帰を果たす。

 坂本は元SB日本スーパーウェルター級王者で、19年2月以降4連敗を喫したのを機にヘビー級へ大幅階級アップ。ヘビー級では20年12月に内田ノボル、今年4月にチャンに判定勝利、6月にはMAX吉田にTKO勝利と連勝中で、現在SB日本ヘビー級2位にランクする。戦績は49戦33勝(7KO)16敗。

 当初鈴木は佐藤光留との対戦が予定されていたが、佐藤が今年6月の『PANCRASE 322』でTKO負けを喫したことから、健康と安全を考慮し大会を欠場。急きょ坂本が代打として参戦することとなった。

坂本のローに合わせる鈴木の右ストレート

 1R、前進する坂本に鈴木がジャブからワンツー。距離が詰めれば鈴木が組みこかす。坂本は前進しフックから左ロー。頭を押しつけ頭突き、至近距離でヒジを叩きつける。坂本は圧力を強めワンツー、かぶせるような右フックで攻めると、鈴木は左ジャブを突き刺し、動きが止まった坂本へ右ストレート。パンチをもらえば組み付きこかし、坂本の勢いを止める。

 2R、距離を詰める坂本に鈴木がワンツー。坂本の右ローに右ローを返す鈴木は、坂本の反撃の前にタックルでこかす。至近距離で組んだ鈴木は、下から突き上げるような頭突きを坂本の鼻頭にヒット。ゴツンと大きな音を立てると、傷を見たレフェリーが坂本へドクターチェックを促す。長いチェックの後、坂本の試合続行不可能としてレフェリーが試合をストップ。史上初のアンビータブルルールの一戦を鈴木がTKO勝利で飾った。

鈴木との対戦を直訴した佐藤光留と鈴木のフェイスオフ

 マイクを握った鈴木は「ふがいない試合でした。もっともっと盛り上げたかった。アクシデントみたいなもんなので、坂本選手がやりたいと言ってくれたらぜひ再戦したいと思います」と坂本との再戦をアピールした。

 そこへリングに上がったのは、本日出場予定だった佐藤光留。「骨と骨が当たる音に興奮した」という佐藤は、次回大会での鈴木との対戦を直訴。鈴木もそれを了承し、両者ファイティングポーズで向き合うフェイスオフで会場を盛り上げた。


▼第3試合 アンビータブル・ルール 無差別級 5分2R インターバル2分 判定あり
●大番高明(パラエストラ広島)
判定0-3
○半田勝也(猛者連八幡支部チームキクリン)

▼第2試合 アンビータブル・ルール 70㎏契約 5分2R インターバル2分 判定あり
●右乳(GTジム)
判定0-3
○伊藤風童(総合格闘技闇愚羅)

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