【ラウェイ】渡慶次幸平が1年9か月ぶりラウェイ戦でKO勝利、東修平が皇治に頭突き勝負を呼びかけ、史上初アンビータブルルール戦で鈴木槙吾が坂本優起にTKO勝利
株式会社ファーストオンステージ
『LETHWEI ✕ UNBEATABLE 第1回大会』
2021年7月22日(木・祝)東京・新宿FACE
▼第5試合 ラウェイ・ルール 75kg契約 3分5R インターバル2分 判定なし
○渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
KO 3R38秒 ※レフェリーストップ
●ジョナタン・バイエス(パラエストラ沖縄)
渡慶次は第5回 KBZ ミャンマーラウェイ75kg級世界王者となった実績を持ち、ミャンマーの子供教育支援等の活動にも励んでいる。
ラウェイ日本大会が開催されていない間、『REBELS』『KNOCK OUT』でキックボクシングルールの試合に出場していたが、現在3連敗を喫している。今年4月には“現在進行形のU”を掲げるプロレス興行ハードヒットにも参戦し、僧侶・阿部諦道と対戦し、大乱闘で没収試合となった。
対するジョナタンはアメリカ生まれで、17年に総合格闘技でプロデビュー。前戦は19年11月の修斗でTKO負けを喫している。今回のラウェイ参戦には「過激な闘いは金になるものさ」とだけコメントしている。
1R、両者サウスポー。プレッシャーをかける渡慶次が強烈な左ロー。カウンターにジョナタンが左ストレートを打ち下ろす。フェイントをかけながら渡慶次が左ローを刻むと、ジョナタンは手数が減る。渡慶次がローをフェイントに左ストレートから右フックを返し浅く当てる。
2R、渡慶次の左ローでジョナタンが大きくバランスを崩す。飛び込んだ渡慶次の右フックでジョナタンが尻餅をつくも、すぐに立ち上がりノーダウン。渡慶次の打ち終わりにジョナタンは左ストレートを打ち下ろすが、渡慶次は距離を取り左右ローを刻む。
3R、圧力をかけるジョナタンが左ストレートを打ち下ろす。距離を詰めるジョナタンが青コーナーに渡慶次を詰めるが、渡慶次は振り回した右フックでダウンを奪う。ここで青コーナーからタイムの申請。2分間のインターバルが与えられるが、ジョナタンのダメージは回復せず。そのままレフェリーが試合を止め、渡慶次が1年9か月ぶりのラウェイ戦でKO勝利を飾った。
渡慶次はマイクを握ると「久しぶりにラウェイができて楽しかった。たくさんの人たちが協力してくれたからで、僕のラウェイをやりたいという気持ちに賛同してくれてありがとうございます」と、関係者に感謝の言葉を述べた。
そして「僕と東君はラウェイに命をかけて、ミャンマー、日本、世界にこんなにやばいことをやっている奴らがいると認めてもらえるような人生にしていきたいです。ジョナタン選手の左ストレート、やばかったじゃないですか。痛かったんで、いつかポックリ逝くと思うんで、1試合でも多く渡慶次の試合を見に来て下さい」と次回10月大会の観戦をファンに呼びかけ、大会を締めくくった。
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