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【ラウェイ】初参戦の元SB王者・坂本優起がフンドシ姿で計量パス「頭突きを重点的にやった」=前日計量

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2021/07/21(水)UP

新ルール最初の試合で激突する坂本(左)vs鈴木(右)©FOS

 7月22日(木・祝)に東京・新宿FACEで行われるラウェイ興行『LETHWEI×UNBEATABLE』の前日計量と会見が、21日都内にて行われ、全選手が計量パスした。

 ラウェイは「地上最も過激な格闘技」ともいわれるミャンマーの伝統武術で、日本大会は昨年2月の大阪大会以来、約1年半ぶりとなる。今大会からは「アンビータブル・ルール」が制定され、元来のラウェイ・ルールとも並行させることで、より壮大な文化形成を目指すという。

オープンフィンガーグローブを着用した鈴木

「アンビータブル・ルール」ではバンデージではなくオープンフィンガーグローブを着用し、さらにラウェイの「タイム」(大きなダメージなどの際に希望すると、1試合で1回2分間休憩できるシステム)は認めず。ヒジ、ヒザ、頭突きありは変わらないものの新競技に近い。

 その新ルールで、今回3試合が行われる。最初の試合となる[第1試合 アンビータブル・ルール 90kg契約 5分2R インターバル2分 判定あり]に出場する、元SB日本スーパーウェルター級王者の坂本優起(シーザージム)は89.85kg、鈴木槙吾(フリー・ONLY WE/第8代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト)は87.75kgで計量パス。

ふんどし姿で計量パスし小さくガッツポーズする坂本©FOS

 その後の会見で坂本は「オリンピック開幕の前夜祭の気持ち。この文化が長く続くようにいい試合をしたい。ルール対策では頭突きのする、されるを重点的にやった。オファーがあったら今後も戦いたい」と気合十分なコメント。

 対する鈴木は「新競技の最初の試合で勝ちたい。アンビータブルのルールが面白いと思うためにいい試合をする。覚悟を持った人間が戦えば、観る人に伝わると信じている」と語った。

 また、ミャンマー・ラウェイのプロモーター兼アンビータブル代表の清水覚男氏は「アンビータブルは独自の文化でワールドワイドに広めたい」とし、コロナ禍で海外選手を呼べない現状が解決したら「アンビータブルの世界チャンピオンを認定できるように諸外国での開催を視野に入れている」と展望を語った。
 今後アンビータブルでは階級ごとに世界チャンピオンベルトを用意していくという。

計量パスした渡慶次©FOS

 さらに、従来のラウェイ・ルールでも2試合が行われる。
 [第5試合 ラウェイ・ルール 75kg契約 3分5R インターバル2分 判定なし]に出場する、渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)は74.95kgで、ジョナタン・バイエス(パラエストラ沖縄)は74.55kgで計量をパスした。

 会見で渡慶次は「やっとラウェイができる。できない期間、キックボクシングに出させてもらったけど、1勝3敗で振るわず、いかに他の競技が向いていないか感じた。ラウェイだったら、ここでこんな攻撃ができるのに…とか試合中に感じた」とラウェイの試合ができなかった期間を振り返り、明日の試合に向けて「お互いが試合後に血尿になるような激しい試合をする」と意気込んだ。

東も計量パス、明日の試合で「やりたいことは変わらず頭突き。頭突きの面白さを伝えたい」と話した©FOS

 対するジョナタンは「明日の試合に向けてよく寝てコンディションを整えるよ。ハードトレーニングをしたので、尊敬できる対戦相手に申し分ない試合ができるはずだ」とコメントした。

 [第4試合 ラウェイ・ルール 64kg契約 3分5R インターバル2分 判定なし]に出場する東修平(AACC)は、63.75kgで計量パス。

 東の対戦相手である高木亮(TEAM PRECEDING)は交通機関の遅れにより計量開始時刻(12時30分)に到着しなかったが、夕方に計量が行われ、ラウェイの公式Twitterによると「全選手計量をパス」したとのこと。

左から坂本、右乳、東、渡慶次、右から鈴木、伊藤、ジョナタン。右から4番目はラウェイのプロモーター清水覚男氏©FOS

 なお、今大会では「緊急事態宣言を繰り返すコロナ禍で、格闘技イベントを楽しむ一般的かつ現実的な最適手段」として、YouTubeでの無料生配信を決定。
 解説に松倉信太郎、実況に齋藤寿幸アナウンサー、ゲスト解説に人気テレビ番組『クレイジージャーニー』でおなじみの“危険地帯ジャーナリスト”丸山ゴンザレス氏が出演する。

▼試合中継配信URL(YouTube「丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー」)
https://www.youtube.com/channel/UCaxKWSwF_egyenDrW4h4y2A/videos

<全計量結果>

▼第5試合 ラウェイ・ルール 75kg契約 3分5R インターバル2分 判定なし
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)→74.95kg
vs
ジョナタン・バイエス(パラエストラ沖縄)→74.55kg

▼第4試合 ラウェイ・ルール 64kg契約 3分5R インターバル2分 判定なし
東 修平(AACC)→63.75kg
vs
高木 亮(TEAM PRECEDING)

▼第3試合 アンビータブル・ルール 無差別級 5分2R インターバル2分 判定あり
大番高明(パラエストラ広島)→103.9kg ※参考記録
vs
半田勝也(猛者連八幡支部チームキクリン)→103.4kg ※参考記録

▼第2試合 アンビータブル・ルール 70㎏契約 5分2R インターバル2分 判定あり
右乳(GTジム)→69.75kg
vs
伊藤風童(総合格闘技闇愚羅)→69.85kg

▼第1試合 アンビータブル・ルール 90kg契約 5分2R インターバル2分 判定あり
坂本優起(シーザージム)→89.85kg
vs
鈴木槙吾(フリー・ONLY WE/第8代ウェルター級キング・オブ・パンクラシスト)→87.75kg

☆この大会のスケジュールなど詳細はこちら

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