【スックワンキントーン】カイトがポンちゃんをヒジで切り裂き2連勝、ベテラン水野志保がKOKOZをヒザで攻略し判定勝利
▼第7試合 セミファイナル 54kg契約 3分3R
●KOKOZ(トライハードジム)
判定0-3 ※28-29×3
○水野志保(JKファクトリー)
KOKOZは空手をバックボーンに持つTRY HARD GYMきってのムエタイ戦士。19年6月にスック・ワンキーントーン女子ミニフライ級王座を獲得。20年には寺山日葵、小林愛三に連敗を喫したが、今年4月に行われたIMARIとのスックワンキントーン女子スーパーフライ級王座決定戦を制し、二階級制覇を達成した。
対する水野はキャリア14年を誇るベテランファイター。2007年にプロデビューすると、9戦目にJ-GIRLSバンタム級王座を戴冠。WPMF日本女子バンタム級王者・陣内まどかを下して初防衛を果たした。18年10月にはKOS女子バンタム級王座を獲得し二冠達成。今年6月にNANA☆SEに敗れKOS王座から陥落し、今回が再起戦となる。
1R、水野が右ローから積極的に組みヒザを突き上げる。KOKOZは左ミドル、ワンツーの長距離砲で対抗。組めば押し合いヒザで応戦する。KOKOZは下がりながら左右ミドル。水野は圧力をかけ右ロー、組んでヒザを狙う。KOKOZは前蹴りで突き放し右ストレートから左フックをヒットさせる。
2R、下がるKOKOZは前蹴りから左ジャブ。右縦ヒジで距離を詰める水野が組めば、両者ヒザの応酬。組んだままロープに水野を押し込むKOKOZへ、水野は右縦ヒジを振るう。距離を詰める水野から首相撲をしかけ、KOKOZを回しながらヒザ。KOKOZは足を使い左右ミドル、ジャブで距離を取る。
3R、水野がジャブから組みヒザ。体ごと前に出るのはKOKOZだが、ヒザの手数は水野が上回る。離れればKOKOZがワンツーをヒット。お構いなしに距離を詰める水野はジャブから組んでヒザ、ワンツーから組んでヒザ、ガードの上から組んでヒザと、徹底したヒザでKOKOZを攻め立てる。最後は組みの体勢からKOKOZがバックヒジを見せたところで試合終了のゴング。
ジャッジは3者とも水野の勝利を支持。徹底したヒザ攻勢でペースを握った水野がスーパーフライ級王者のKOKOZを下した。
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