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【五輪柔道】女子78kg超級で素根が金メダル、連続一本勝ちで決勝に挑むも、世界ランク1位を相手に8分以上の接戦を制す

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2021/07/30(金)UP

素根(右)とオルティス(左)が19年の世界選手権と同じ顔合わせ。曽根が再度オルティスに勝利し金メダルを獲得した(写真は19年世界柔道決勝)

 30日(金)、東京オリンピック柔道女子78kg超級(日本武道館)では19年の世界選手権東京で優勝した素根輝(そね・あきら/21=パーク24)と12年のロンドン五輪金メダリストで世界ランキング1位のイダリス・オルティス (31=キューバ)が対戦し延長の末、素根が勝利し金メダルを獲得した。

【動画】素根が得意の体落としで、大型選手を鮮やかに投げ一本勝ち=2回戦

 この2人は19年の世界選手権東京の決勝でも対戦。素根が延長戦含め8分以上の接戦の末、オルティスの指導3つの反則で素根が勝利している。
 素根は今回、初戦から決勝に至るまで全て一本勝ちで勝ち進んできた。この勢いで再び一本と思わせたが、そこは流石のオルティス、そう簡単には勝たせず、延長戦にもつれ込む接戦となった。そして今回も8分以上の接戦も末、オルティスが指導3つの反則で素根が勝利した。素根の積極的な攻めにオルティスは延長で手数が少なかった。

 勝った素根は「とにかく先に攻め、絶対負けない気持ちで挑んだ。この大会のために練習を頑張ってきた。それがこの大会で出てよかった」と語った。

 素根は初戦となる2回戦でイスラエル選手に体落としで綺麗に投げ一本勝ち。準々決勝でも中国の選手に体落としで技ありを奪い押さえ込みで合わせ一本勝ち。準決勝では17年の世界選手権3位のイリーナ・キンゼルスカ(アゼルバイジャン)に大内狩りで技ありを奪い、抑え込んで合わせ一本勝ち。そしてこの決勝に挑み念願の金メダルを獲得した。

▶︎次ページは【動画】素根が得意の体落としで、大型選手を鮮やかに投げ一本勝ち=2回戦

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