【五輪柔道】原沢がリネールのパワーの前に手が出ず3決で完敗、原沢に勝ったクルパレクが五輪2階級制覇
30日(金)、東京オリンピック柔道男子100kg超級(日本武道館)の3位決定戦で原沢久喜(29=百五銀行)とテディ・リネール(32=フランス)が対戦し、延長の末、リネールが勝利した。
原沢は、16年のリオ五輪決勝で接戦の末にリネールに敗れており、この日のために”打倒リネール”を掲げ練習に励んできた。しかし、試合が始まるとリネールが序盤から奥襟や奥の帯をつかみ、隅返しや大外刈りで攻める。原沢はそのパワーの前に防御が中心となり、なかなか技をかけることができない。その防御姿勢の中で与えられた指導2で迎えた延長戦。変わらぬリネールのパワーと猛攻で防御一辺倒となった原沢に再び指導が入り、これで指導3つの反則負け。リネールは勝利し、北京の銅メダルから4大会連続のメダル獲得となった。
原沢は準決勝でルカシュ・クルパレク(30=チェコ)と対戦。クルパレクはリオ五輪100kg級金メダリストで、19年の世界選手権東京(日本武道館)では100kg超級で原沢と決勝で対戦し、延長戦で原沢が指導3で反則負けを喫している。今回はクルパレクが払い腰からの大外刈りで原沢から技ありを奪い決勝進出。決勝でも帯取り返しで技ありを奪い、抑え込んで一本勝ち。クルパレクは、これで2階級で五輪の金メダルを獲得した。
▶︎次ページは【フォト】リネールのド迫力のパワーに防戦一方になる原沢
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