【UFC】ストリックランドが空手家ホールに完勝、鋭いジャブが両まぶたを腫れさせ寝技でも優勢
WME-IMG
『UFCファイトナイト・ラスベガス33』
2021年8月1日(日・日本時間)米国ネバダ州ラスベガス/UFC APEX
▼ミドル級マッチ
●ユライア・ホール(ジャマイカ)
判定0-3 ※44-50, 45-50, 46-49
○ショーン・ストリックランド(米国)
ホールは元ROC(Lou Neglia’s Ring of Combat)ミドル級王者で、現在UFCミドル級ランキング8位。MMA通算成績は17勝9敗。師は1979年の極真第2回世界大会に熊殺しウィリーと共に全米代表で出場したダニエル“タイガー”シュルマン。
ホールはそのジムで腕を磨き、15年にはケガール・ムサシの顔面に極真譲りのバックスピンキックをヒット、そして飛び膝蹴りでKO勝利したことから話題に。前戦となる今年4月のクリス・ワイドマン戦では、ワイドマンが放ったカーフキックが、ホールのカットによりワイドマンのスネの骨は完全に折れてしまった。現在、4連勝中。
▶︎【フォト3枚】ストリックランドの強打がホールの顔面を強襲!
対するストリックランドは元KOTC世界ミドル級王者で、現在はUFC同級11位。18年10月から約3年間負けなしの4連勝と波に乗っている。MMA戦績は23勝3敗。
試合は1R、両者ともにオーソドックス構え。近い距離で戦う両者。パンチの手数が多いストリックランドに対し、ホールは下がり気味。ストリックランドの鋭いジャブを中心としたボクシングにホールは序盤から苦しむ。
2R、圧力を掛け続け、ボクシング勝負で優位に立つストリックランドが試合をコントロール。ここでもストリックランドのノーモーションのジャブが、ホールにダメージを与え続ける。
3R、リズムが出て手数が増えてきたホールだが、ストリックランドにテイクダウンを許し、バックを取られパウンドを何発も受けてしまう。立ち上がるも、再びテイクダウンを奪われるホール。ここでもバックを取られ、防戦一方の状態。
4Rと最終5R、前進するホールだが、試合の主導権を握るのは、鋭いジャブを的確に当てるストリックランド。ジャブを被弾したホールが少しでも崩れると、ストリックランドはテイクダウンし、ホールを削っていく。多くのジャブを被弾したホールの両目まぶたが腫れ上がったのが目立つ。
結果は、大差の判定(50-44, 50-45, 46-49)でストリックランドが完勝し、連勝を5に伸ばした。
▶︎次ページ【フォト3枚】はストリックランドの強打がホールの顔面を強襲!
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