【ボクシング】世界初挑戦の32歳ウッドがWBA王者チャンをTKO!強烈な右と怒涛の連打で新王者に
7月31日(現地時間)、英国イングランドにてWBA世界フェザー級タイトルマッチが行われ、3度目の防衛戦のレギュラー王者のシュ・チャン(27=中国)が同級12位のリー・ウッド(32=英国)に12R、2分43秒TKO負けし、ウッドが新王者となった。ウッドはプロデビュー10年で世界初挑戦、念願の世界タイトルを手にした。
序盤から接近戦に持ち込みたい王者チャンは、ガードを固め前に出る。挑戦者ウッドはそれを気にせず攻め、2Rにはウッドが右アッパーでアゴを跳ね上げボディを連打、左フックや右ストレートでバランスを崩させるなど攻勢に。
3Rには王者が反撃に出るが続かず、4Rにも再びウッドのアッパーとフックを被弾。7Rと9Rには王者は被弾しながらも得意の鋭いワンツーをヒットさせるなど優勢に見えたが、11Rにウッドの左フックでアゴが上がると防戦一方に。最終12Rにはウッドがカウンターの右フックが炸裂しダウンを奪うと、立ち上がった王者に20発以上の怒涛の連打。
強烈な右フック、右ボディブロー、左フックと、打たれ放題となり、レフェリーが試合を止めた。ウッドは戦績を25勝(15KO)2敗に伸ばした。
新王者になったウッドは「俺は大きな試合をしたい。この3年間で、英国王者、WBOヨーロッパ王者、そして今回の世界王者となった」とし、次は昨年2月に自身のWBOヨーロッパ王座を判定で奪われたIBF3位のジェイムス・ディケンズ(英国)とのリベンジ戦を挙げた。ディケンズは今月10日に空位のIBF同級王座のタイトル戦に挑む。
さらに「大きな試合が可能なら、ナバレッテと試合がしたい」と世界2階級制覇王者で現WBO世界フェザー級王者のエマヌエル・ナバレッテ(26=メキシコ)と対戦を希望した。
▶︎次のページは【動画】挑戦者ウッドが王者チャンをTKOする瞬間
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