【キック】目標はRIZIN! ”元年俸120円Jリーガー”安彦考真が気合を入れた右フックでKO勝利! 広報・笹原氏「少しずつ実現に向かっていると実感」
経営者らが参戦するエグゼクティブ向けキックボクシングイベント『EXECUTIVE FIGHT~武士道~宙~ 2021』(小比類巻道場主催)が東京・八芳園にて8月27日(金)に開催された。
メインイベント(第9試合)では-65kg契約で、RIZIN参戦を目指す“元年俸120円Jリーガー”の安彦考真(43)が、RISEやムエタイオープンなどのアマチュアキック大会にも出場する小比田隆太(40)と対戦し、安彦が2Rに見事KO勝利を飾った。これで4月の大会のデビュー戦と合わせ2大会連続のKO勝ちとなった。
安彦は序盤、小比田の圧力とミドルキック、強烈なパンチに苦しみ、バランスを崩し倒れる場面もあったがダメージに至らずスリップ判定。それでも安彦は闘志を失わずサークリングしながら飛び込んでパンチを放つなど攻撃の機会を伺う。
2R、突如として安彦の反撃が始まる。安彦のサッカーで鍛えた強烈な左ミドルからパンチを連打すると互いに激し打ち合いに。そして安彦のミドルキック、前蹴りと次々にヒットすると小比田は失速。安彦の勢いが増し突進してパンチ連打、最後は気合を入れながら出した右フックがヒットし、小比田がグラついたところでスタンディングダウン。小比田はしゃがみこむとレフェリーが試合を止めた。
勝った安彦は「俺がリングに立ったのはKOや強さを見せたいのではない、少しでも頑張ればできるんだと思ってもらいたい。日本人の誰かが9秒台を出したらみんな出すんですよ。もしかしたら43歳からリングに立つ必要はないかもしれないです。もう一歩、もう一手、やれるんじゃないかって、そんな勇気を与えたいと思います」と、諦めずやればできる、人間の持つ可能性を語った。
RIZIN参戦を常にアピールしている安彦だが、この試合後にRIZIN広報の笹原圭一氏がリングに呼ばれ「メインにふさわしい素晴らしい試合だったと思います。前回も見させていただいたのですが、前回よりも気持ちも技術も上がっています。ここからRIZINに出るような選手が出たらいいなと前回お話させていただいたのですが、少しずつ実現に向かっていると実感しました」とコメント。安彦はガッツポーズを見せた。
RIZINは通常のナンバーシリーズに加え、『U-NEXT』と組んで観客を入れないテレビマッチ『RIZIN LANDMARK(ライジン ランドマーク)』も、10月2日よりシリーズ化していくと発表している。安彦の参戦は実現するのか。
▶︎次ページは【動画】安彦考真、気合の猛突進でKO勝ちする映像
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