【修斗】無敗の18歳・西川大和が川名TENCHO雄生を圧倒し世界王座獲得、安藤達也が石井逸人を退け初防衛に成功
▼セミファイナル 環太平洋バンタム級チャンピオンシップ 5分3R
○安藤達也(フリー/王者)※初防衛戦
一本 2R4分36秒 ※肩固め
●石井逸人(TRIBE TOKYO MMA/同級6位/挑戦者)
※安藤が初防衛に成功
安藤は昨年8月の環太平洋バンタム級王座決定戦で、田丸匠をTKOで下し王者に。王者になってからの初戦で、同11月にノンタイトル戦で大塚隆史と対戦したが、1Rに右足負傷のTKO負けを喫した。
石井は柔道をベースに持ち、試合場全てを使う躍動感溢れるファイトスタイルが信条。今年5月には昨年2月から行われていた「インフィニティリーグ2020バンタム級」の優勝を果たし、試合後のマイクで安藤への挑戦を希望していた。
1R、パンチの交錯で転倒した石井へ安藤がグラウンドを仕掛けるも、バックを取ったのは石井。あわや一本までバックチョークを極めかける。立ち上がる安藤に背負われる石井はバックから首を狙い、安藤をケージに押しつける。石井がバックから投げを仕掛けるも、今度は安藤がバックを取り返しバックチョークを狙う。
2R、石井へ安藤の左ストレートがヒット。石井がケージ際で転倒すると、バックから安藤がパウンドを連打する。しかし後頭部への打撃となり試合中断。安藤がレフェリーから注意を受ける。再開後にプレッシャーをかける安藤へ、石井は大きな右ロングフックで応戦。石井の左ショートフックで下がる安藤がテイクダウンから袈裟固め。
上からヒジを落とし、バックチョークから肩固めを深く極める。しばらくはもがいた石井だったが、力が抜けた石井を見たレフェリーが試合をストップ。安藤が難敵・石井を撃破し、環太平洋王座の初防衛に成功した。
喜びの表情を見せる安藤はマイクを握ると「あんまりかっちょいい試合ができなかったんですけど、一本で決着をつけられたので今日はぐっすり酒を飲んで眠れそうです」と上機嫌。
さらに昨年12月の敗戦から3か月ほどの“意気消沈”期間を経て復活したことを明かし、その期間に支えてくれたという周囲に感謝の言葉を述べた。今後はアメリカでの合宿でさらなる強化を目指すことを明かし「世界を目指してがんばっていきます。もっとヤバイ試合するんで!」と、ファンの期待を煽りケージを後にした。
●編集部オススメ
・新星・西川大和を迎え撃つ初防衛戦の川名TENCHO雄生「圧倒的な差を見せつけた上で、徹底的に心を折りにいきます」=9.20
・読書で学ぶ18歳・西川大和、挑発する王者・川名に「お子さんが将来そのコメントを見てどう思うか」=9.20
・“激闘王”石橋佳大が連勝の後藤丈治と激突、北斗旗王者・岩﨑大河が初参戦=9.20
・高校ボクシング6冠・宇佐美正パトリックがデビュー、ヨシ・イノウエと対戦=9.20
・青木真也の「AOKI PROJECT」緊急発動、トップ柔術家・岩本健汰がMMAデビューで椿飛鳥と激突=9.20
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!