2021/10/17（日）UP
（最終更新：2024/01/06 16:04）

バックチョークで一本勝ちする西谷（上）(C)DEEP

▼セミファイナル（第6試合）　DEEPフェザー級 5分2R
〇西谷大成（トライフォース赤坂）
一本　1R 32秒　※バックチョーク
●山口コウタ（パラエストラ八王子）

強烈なパンチで攻める西谷(C)DEEP

　今大会メインイベンターのヒロヤと同じく『朝倉未来1年チャレンジ』出身の西谷は、レスリングをバックボーンに持ち、現在2勝（2S）3敗。前戦である今年6月のDEEPでは山本歩夢に1R TKO負けを喫した。

　対する山口は今年6月のDEEPでプロデビューし、吉村海飛に一本負けしている。

(C)DEEP

　1R、山口がサウスポー。西谷が強烈なパンチをヒットさせて、山口が倒れると、強烈な左右のパウンドの連打。さらに、西谷がバックに回り電光石火のバックチョーク。これがガッチリと極まり、西谷が圧巻の初回一本勝ちを収めた。

グラウンドの展開でペースを掴んだ須田（上）が勝利(C)DEEP

▼第5試合　DEEP JEWELS 49kg以下 5分2R
●音波（AACC）
判定0-3　※17-20×2、18-20
〇須田萌里（SCORPION GYM）

(C)DEEP

　音波はデビュー後、川村虹花とKAIに判定勝利を収めたが、森さくらと中村未来に敗北。20年12月に坂本美香に判定勝利して勢いに乗りたいところであったが、21年6月に竹林エルに惜しくも判定負けを喫した。プロ戦績は4勝4敗。

　対する須田は柔術の強豪・村上彩と善戦するも敗北。その後は坂本美香と対戦して判定勝利、さらに21年7月には樋田智子に腕十字を極めて一本勝ち。インパクトを残している。

(C)DEEP

　1R、須田が音波に組み付くと、音波はヒザ蹴りを返す。須田はワンツーを放ち、音波を崩すとバックへ。離れると須田は左右のフックを見舞う。須田が左の足関節を狙い、グラウンドの展開でバックへ。その状態からコツコツパウンドを見舞う須田。ここまで須田ペースで試合が進む。

(C)DEEP

　2R、須田が前進して組み付くと、ヒザ蹴りを見舞う。投げを決めた須田は、上になりサイドポジション。音波が立ち上がると、今度は音波が足をかけてテイクダウン。すぐに須田は立ち上がり、音波をつぶすと上からのパウンドを狙っていく。さらに、グラウンドでバックを取りチョークを狙う須田。スタンド、グラウンドの展開でペースを掴んだ須田が勝利した。

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