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バックスピンキックで鮮やかなKO!UFC契約に届かずもネット称賛の声=DWCS

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2021/11/03(水)UP

バックスピンキックで壮絶KO!@UFCより

 11月3日(日本時間)に米国ネバダ州ラスベガス/UFC APEXにて総合格闘技(MMA)イベント『Dana White’s Contender Series 2021:Week10』(以下、DWCS)が開催。
 フェザー級マッチで、ジョナス・ビリャリーニョ(31=ブラジル)がケイーン・カワイハエ(24=米国)にバックスピンキックでKO勝利を飾った。

【動画】バックスピンキックで衝撃KO!かかとで相手のアゴを撃ち抜く!

 ビリャリーニョはムエタイベース。チーム・ノゲイラ所属でJungle Fightでバンタムとフェザーの2階級を制覇した。MMA8勝の内7つのフィニッシュ(6KO・1一本)とフィニッシュ率の高い選手だ。

 対するカワイハエはLFAやベラトールでも戦う実力者。DWCSは3年ぶり2度目の挑戦となる。

 試合は3R終盤、勝負を決めようとカワイハエがパンチを軸に果敢に攻めるが、ビリャリーニョがバックステップで紙一重で交わす。
 膠着した空気が漂う中、足を止めたビリャリーニョがノーモーションのバックスピンキック!
 ビリャリーニョの放った右足かかとがアゴを直撃し、カワイハエが足をもつれさせながら膝をついてダウン。レフェリーが試合を止めた。

 UFC登竜門イベントで勝利した選手は、UFCホワイト社長にそのパフォーマンスが評価されるとUFCとの契約がその場で決まる。
 当然、この壮絶なKOパフォーマンスを見せたビリャリーニョにもUFC獲得が期待されたが、このKOが決まるまで、積極的な動きが見られなかったため、今回は見送りに。

 ホワイト社長はビリャリーニョの才能やフィニッシュ力が素晴らしいと絶賛するも、今後の2、3試合の結果を見ながら再検討したいと、厳しい理由を述べた。
公開されたKO映像には「完璧なタイミングのバックスピンキックだ!」「スピードが半端ない」など称賛の声が寄せられたのだが。流石は世界最高峰のMMA団体UFC、何とも狭き門だ。

【勝者 選手データ】(2021年11月3日現在)

ジョナス・ビルハリーニョ(31歳・ Jonas Bilharinho・ブラジル)
身長180cm、階級:フェザー
戦績:9(7KO1一本)11分(TAPOLOGY参照)

▶︎次ページは【動画】バックスピンキックで衝撃KO!かかとで相手のアゴを撃ち抜く!

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