【ボクシング】エンダムがTKO負けに「ノー!俺は死ぬ準備ができている」王者アリムハヌリの猛打に被弾多く
11月21日(現地時間20日)米ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノで行われた[WBOグローバルミドル級タイトルマッチ]で王者ジャニベク・アリムハヌリ(28=カザフスタン/WBO世界同級2位)が元WBAミドル級王者アッサン・エンダム(37=フランス/カメルーン)を8R TKOで下し王座防衛を果たした。
アリムハヌリはこれで5連続KO勝利となり、戦績を11勝(7KO)無敗に伸ばした。
アリムハヌリは今年6月に村田諒太と1勝1敗の元WBAミドル級王者ロブ・ブラント(米)に8回TKO勝利し4連続KO勝利。今回も村田と1勝1敗のエンダムと対戦した。村田はブラント、エンダムともに再戦でKO勝利しているが、エンダムとの初戦は村田がダウンを奪いながらもまさかの僅差判定負け。このとき村田にダウンを奪われたエンダムは脅威の回復力で戦ったが、今回もそのタフさを見せた。
序盤から圧力をかけるアリムハヌリに対し、サークリングするエンダム。第3Rにアリムハヌリがコーナーに詰め連打、そして終盤にアリムハヌリがショートアッパーでダウンを奪う。
5Rにはロープを背に連打をもらうエンダム。以降も左アッパー左ストレートに度々アゴが上がり、レフェリーがストップするかどうかというレベルだったが、エンダムは首を振り”まだまだできる”とアピール。アリムハヌリはそのタフさに驚き、にが笑い。
6Rにもアリムハグリの左がヒットするが、エンダムも連打で反撃し右もヒットするなど脅威の回復力を見せる。終盤にアリムハグリの左が襲いエンダムが鼻血を出すがタフなエンダムは粘る。
7Rには劣勢なものの、エンダムは左ストレートでアリムハグリのアゴを上げるなど勝利の可能性をつなげる。
しかし8R、エンダムは強烈な右を入れるもアリムハグリにコーナーでに詰められ連打を受ける、防戦一方となり左フックで大きく顎が上がると、レフェリーが割って入り試合を止めた。その瞬間、エンダムは「ノー、ノー!俺は死ぬ準備ができているんだ」アピール。確かにそんな覚悟の戦い方だったが、被弾が多すぎた。
アリムハヌリが無敗記録を伸ばし、今後の世界戦が実現が期待された。
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