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【NKB】sasoriがぱんちゃん璃奈&紅絹と大白熱エキシで引退、海老原竜二は左ハイキックKO勝利で王座戴冠

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2021/12/11(土)UP

sasori(左)がぱんちゃんと激しく打ち合う

NKB日本キックボクシング連盟
『NKB 2021 必勝シリーズ 7th』
2021年12月11日(土)東京・後楽園ホール 

▼sasori引退エキシビションマッチ&セレモニー
-sasori(テツジム/PRIMA GOLD/前ミネルヴァライトフライ級王者)
勝敗無し
-ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE/KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者)
-紅絹(NEXT LEVEL渋谷/初代RISE QUEENアトム級王者、第5代J-Girlsミニフライ級王者)
※エキシビションのため勝敗無し

紅絹(右)とパンチで打ち合うsasori

 sasoriは、どんな相手にも笑顔で突進しパンチを振るうスタイルで、女子キック選手の中でも異彩を放つファイター。19年9月に同門の喜多村美紀を下し、NJKFミネルヴァ・ライトフライ級王者となった。

 昨年7月にはRISE QUEENライトフライ級王者・寺山日葵と対戦。延長判定で敗れるも、強打で何度も寺山のアゴを跳ね上げた。同年11月、再戦となった寺山に2-1の判定で惜敗したが、初戦以上に寺山を苦しめた。

最後は師匠の藤田氏とエキシを繰り広げた

 今年7月のKNOCK OUTでは、KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者・ぱんちゃん璃奈と対戦し判定2-0で敗れたが、笑顔でパンチ連打するなど圧力をかけ、ぱんちゃんが試合後マイクで「怖かった!」と絶叫するほどの激闘を見せた。

 今回の引退に際して、sasoriは「私、女蹴ことsasoriはこの度キックボクシングから足を洗います。普通の女の子に戻ります!これからは試合に向けた情熱を婚活に注ぎ、白馬に乗った王子様に巡り逢う為、粉骨砕身の覚悟で臨みます」とキックに注いだパワーを婚活に全力投球すると宣言している。

 まずは紅絹が入場して、sasoriと対峙した。2人は初対決となる。紅絹が飛び込んでの左フックを見舞う。sasoriも下がらず果敢に打ち合い、ノンストップのパンチの打ち合いで会場を沸かせる。

 続いて、sasoriの現役最後の対戦相手となったぱんちゃんが入場。右ミドルを強打するぱんちゃんに、sasoriは笑いながら強烈な左ストレートをヒット。ぱんちゃんは声を上げながらフックで打ち合いを仕掛けると、sasoriも応じるようにフックの連打。終了のゴングが鳴った。

 ここで終了かと思われたが、ここでsasoriの師匠にして、元NKB王者・藤田飛竜氏がジャージを脱ぎ、キックボクサー姿に。もう1Rは自身の師匠と白熱のエキシビションを見せた。

エキシを見せたぱんちゃん(左)sasori(中央)紅絹(右)

 エキシビションを戦った紅絹は「sasoriさんが去るのは悲しいですけど、sasoriさんが大好きなので酒とか今度もよろしくお願いします」、ぱんちゃんは「sasori選手ほどアグレッシブで、会場を沸かせられる選手はいないと思います」とそれぞれコメント。

 sasoriは、いつも通り藤田氏に耳打ちすると「お付き合い頂きましてありがとうございます。最高のキックボクサー人生でした。全力でやり切りました。思い残すことはございません。このリングを降りたら“女蹴”sasoriは卒業です。新たな生活をスタートさせます。もちろん絶好調中畑清です。引退いたしますが、我がNKBは永久不滅です」と藤田氏が代弁した。果敢な打ち合いで会場を沸かせたsasoriは、いつまでもファンの心に残り続けるだろう。


海老原(右)が王座を戴冠した

▼メインイベント バンタム級王座決定戦
◯海老原竜二(神武館/NKBバンタム級1位)
KO 3R 0分34秒 ※左ハイキック
●龍太郎(真門ジム/NKBバンタム級3位)
※海老原が新王座に就く。

 サウスポーの海老原は15年4月にデビューした30歳。戦績は12勝(5KO)9敗。NKBバンタム級王座決定トーナメントの初戦では、高嶺幸良を下して決勝に進出した。対する龍太郎は、18年6月にデビューした21歳。戦績は3勝(1KO)3敗1分。今回8戦目で王座戴冠を目指す。トーナメント初戦では則武知宏に判定勝利している。

 1R、海老原が左ミドルを蹴ると、龍太郎が右ローを蹴り返す。2Rになると、龍太郎が右フックをヒットさせラッシュを見せるが、海老原もカウンターの左ストレートで応戦する。

 3R、左ミドルで先制した海老原。龍太郎は右フックをコンパクトにヒットさせる。すると、海老原が左ハイキックを華麗にヒット。これに龍太郎がダウン。何とか立ち上がろうとした龍太郎が、ふらついてロープにもたれかかると、レフェリーがストップした。

 ベルトを巻いた海老原は「とりあえず勝ちたいという気持ちでした。距離取って蹴っていこうと思っていて、龍太郎選手のスピードが速くて合わせられませんでした。ベルトを取ってからがスタートなので、これからNKB、格闘技界を盛り上げていきたいです」と語った。

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