【シュートボクシング】海人がムエタイ強豪にKO勝ち、MISAKIはダウン奪う勝利で新女王に
▼第5試合 SB日本スーパーフェザー級王座決定戦 エキスパートクラスルール 60.0kg契約 3分5R延長無制限R
〇笠原友希(シーザージム/同級1位、前SB日本フェザー級王者)
判定3‐0 ※49‐46、50-46、49-46
●手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/同級2位)
※笠原が新王者に
笠原は、今年2月の開幕戦では栗秋祥梧からシュートポイントを奪った上で完勝。続く4月大会ではDEEP☆KICK王者・宮崎就斗からダウンを奪い、大差を付けて判定勝ちを収めている。9月大会はポーン・シリラックムエタイジムをTKOで下して4連勝中。
手塚は18年3月にプロデビューし、2年後の20年には笠原友希とのSB日本フェザー級王座決定戦に挑んだが惜敗。その後ガオパヤック、井上竜太を相手に連勝したが、今年10月に平野凌我と対戦してTKO負け。再起戦でチャンスが巡ってきた。
両者はこれまでフェザー級で2度対戦しているが、共に友希のKO勝ち。果たして3度目のライバル対決はどちらに軍配が上がるか。
1R、笠原はアウトロー、インロー、カーフを蹴っていく。手塚も右ローキック、ハイキックを返すが単発。笠原は構わずにカーフを狙う。手塚は左バックブローをヒット。フラつく笠原に追い打ちをかけるが、ダウンは奪えなかった。
2R、笠原はジャブからローキックにつなげる。手塚は右ロー、左ミドルキックを単発ながら入れていく。パンチから蹴りにつなげる笠原。手塚のワンツーが入り、腰を落としそうになる笠原。手塚は一気に攻撃をまとめるが、笠原は崩せず。
3R、笠原は右ジャブから右ストレートのダブル。手塚は強烈な左ミドルキック。笠原はローキック、ミドル、ハイキックと攻撃を散らしていく。すると左ローキックがクリーンヒットして、手塚がダウン。立ち上がる手塚は笠原のローキックを何度も被弾するが、ラウンド終了に救われる。
4R、立ち上がりから笠原はローキックを狙いつつ、ハイキックを見舞う。手塚はカットしつつ、右のパンチを返す。ダメージを負いながらもパンチを返していった手塚だが、ヒザ蹴りでダウンを喫してしまう。同体でもつれて崩れた直後の攻撃ということで手塚陣営が主張したが、レフェリーが確認したが、ダウンとなった。
5R、両者、接近戦で激しく打ち合う。笠原はローキックに拘らず、ハイキック、右のパンチでKOを狙っていく。手塚も打ち合い、逆転KOを狙う。最後まで打ち合いは、どちらも引かない。どちらもKOを狙い、スリルのある展開に。勝負は判定となり、3-0で笠原が勝利。SB日本スーパーフェザー級のベルトは笠原が獲得した。
▼第4試合 SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチ エキスパートクラスルール 55.0kg契約 3分5R延長無制限R
〇植山征紀(龍生塾ファントム道場/王者)
TKO 3R 0分54秒 ※レフェリーストップ
●竹野元稀(風吹ジム/同級1位/挑戦者)
※植山がタイトル防衛に成功
SB日本スーパーバンタム級王者・植山が、挑戦者で同級1位・竹野と初防衛に挑む。 植山は11月14日に開催されたRISE大阪大会に参戦し、実力者の京谷祐希(山口道場)と対戦。偶然のバッティングで側頭部をカットして、無念の判定負け。今回が再起戦となる。
一方の竹野は、現在5連勝中。「18年ぶりに風吹ジムにベルトを持って帰る」と気合い十分だ。
1R、竹野は接近して左右のフックを連打して急襲。植山はガードを固めて、ヒザ蹴り。竹野はそれでもパンチを連打。止まらないラッシュ。だが、植山は右フックでダウンを奪う。立ち上がった竹野に、再び右フックをヒットして二度目のダウンを奪う。立ち上がったところで、終了のゴング。
2R、竹野はまたしてもパンチを連打。植山はガードしながらヒザ蹴りで迎え撃つ。それでもパンチが止まらない竹野。被弾しても前へ出て打ち続ける竹野。植山は前蹴りも入れつつ、止めにかかる。竹野は止まらずにパンチ連打。この攻防が最後まで続いた。
3R、竹野はまたしてもパンチを連打。無尽蔵のスタミナか。だが植山は、この攻撃を読んでいたのか打ち合いの中で、的確にパンチを当てていく。右フックがクリーンヒットして、竹野がダウン。すぐに立ち上がったが、ふらついてしまうとレフェリーが試合を止めた。植山が苦しみながらもタイトル防衛に成功した。
▶︎次ページは村田聖明vsイモト・ボルケーノの王座決定戦、伏見和之vs佐藤執斗の王座決定戦
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