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【ビッグバン】昇也が王座陥落、増井侑輝が新王者! 小川健晴がFUMIYAから逆転KO勝利でウェルター級王座獲得

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2022/01/30(日)UP

増井(左)は昇也を下してビッグバン・スーパーライト級王座を獲得した

ビッグバンプロモーション
『ビッグバン・統一への道 其の40』
1月30日(日)東京・後楽園ホール

▼第11試合メインイベント第2試合 Sライト級タイトルマッチビッグバンルール3分3R
●昇也(士魂村上塾/BigbangSライト級王者)
判定2-0 ※29-29、29-30×2
〇増井侑輝(真樹ジムAICHI/シュートボクシングライト級3位)
※増井が新王者に

 メインイベント第2試合(第11試合 )では、スーパーライト級タイトルマッチ(3分3R)が行われ、王者の昇也(士魂村上塾)が、シュートボクシングライト級3位・増井侑輝(真樹ジム AICHI)を迎える。

昇也は蹴りを使いつつ、パンチで勝負をかけた

 昇也は村上塾塾長・村上竜司の魂を受け継ぐ強打のパンチと蹴り技を得意とする激闘派。今年7月にはKrushライト級王座決定トーナメントに選ばれるも、計量オーバーで1回戦敗退。10月に行われたMAキックでは、バズーカ巧樹とWMAF世界スーパーライト級王座決定戦を争うも判定負けした。今回は王者として貫禄の再起を見せたいところか。

 対する増井も、勝っても負けてもKO決着の多い激闘ファイターだ。多くのタイ人トレーナーを抱えている真樹ジムAICHIでムエタイテクニックを学び、左ミドルを得意とする。J-NETWORK等でタイトルに挑戦した実績がある他、常に複数団体のトップコンテンダーとして活躍している。戦績は19勝(7KO)8敗2分。今年10月には、K-1でも活躍する東本央貴に判定勝利し、勢いのままタイトルに挑む。

 1R、増井は前蹴り、ローキックで蹴りの距離をキープ。昇也は前へ出て右ボディ、右フ

プレッシャーをかけられながらも、カウンターのパンチや蹴りで揺さぶる増井

ックを放つ。増井はガードを固めながら、蹴りを散らして揺さぶる。昇也の右ボディが入るが、増井は耐えて蹴りへつなげる。

 2R、前へ出る昇也はパンチ勝負に出る。ボディブロー、右フックが増井をとらえる。増井は蹴りの距離で、ローキック、前蹴りを決めていく。蹴りをもらいながらも前へ出る昇也は、左フック、右ボディとパンチでKOを狙う。ローキックも効果的に使いながらパンチを狙うが、崩すまでには至らず。

判定2₋0で僅差をものにした増井。どんな王者になっていくのだろうか

 3R、ほぼ差がないまま迎えた最終ラウンド。増井は蹴りで崩しながら、右、左とパンチを打つ。昇也は前へ詰めて、右フックの強打。増井は蹴りの距離で打ち下ろしのローキック。昇也もローキックを返しつつ、ヒザ蹴り。そして右フックを見舞う。大きな動きがなく、試合終了。

 判定は3-0で増井。昇也が王座から陥落。増井が新王者となった。増井はマイクを握ると「日本人の強い選手を倒して、日本最強を証明したい」とアピールした。

▶︎次ページは、FUMIYAvs小川健晴

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