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【シュートボクシング】海人がタイ人を削りに削って悶絶KO勝利、K-1王者・野杁正明戦を再アピール「やる気満々」

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2022/02/13(日)UP

植山(左)が佐藤(右)を撃破して王者対決を制した

▼セミファイナル(第5試合) 55.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
◯植山征紀(龍生塾ファントム道場/SB日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※29-29、29-28、30-27
●佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本バンタム級王者)

 植山と佐藤は18年5月のSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント一回戦で対戦しており、この時は植山が3R KO勝ちしている。

 両者とも異なる階級でタイトルを獲得し、4年ぶりの再戦に臨む。佐藤がリベンジなるか、それとも植山が返り討ちか。

 1Rから佐藤が左ローを蹴りつつ、ステップを踏む。植山は前進して、左のボディブローを放つ。終盤、距離を詰める植山はワンツーからボディ打ち。

 2R、植山が左ボディフック、ワンツーからボディと攻撃を出す。佐藤は下がりながらも左ミドル、右のカーフキックと攻撃を出す。このラウンドはバックキックなどのバリエーションを見せる植山の印象が良い。

 3R、植山が佐藤を追い込み、左右のフック、ヒザ蹴り、ワンツーで攻め立てる。佐藤も随所で左ミドルで快音を響かせ、ワンツーをヒットさせるが、植山の打撃にロープに詰まってしまう場面が目立つ。植山は、来い来いとアピールしながら、右ストレートを見舞っていった。

 終了のゴング後、最後まで果敢に打ち合った両者に大きな拍手が贈られた。ジャッジは3者とも植山を支持。植山が後半に実力差を見せて勝利した。

▶︎次ページは、坂本優起vs.オリバ、村田義光vs.井藤勇斗

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