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【ボクシング】4団体統一戦でジョシュ・テイラーがダウンする大苦戦、初防衛も階級アップ示唆

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2022/02/27(日)UP

ジョシュ・テイラーが大苦戦も防衛に成功した(TOPRANK YouTube サムネイルより)

 2月26日(日本時間27日)英スコットランドにて開催された、プロボクシング[スーパーライト級4団体統一戦]で、4団体(WBAスーパー,WBC,IBF,WBO)統一王者ジョシュ・テイラー(31=英)がダウンを喫する大苦戦も2-1(114-111、113-112、112-113)の判定で競り勝った。

【動画】テイラーがまさかのダウンを喫するシーン(スローあり)

 挑戦者はWBO1位ジャック・カテラル(26=英)。26勝13KO無敗。両者サウスポーの無敗対決となった。

 1Rからカテラルの右ジャブと得意の左がヒットしペースをつかみ始める。テイラーは様子を窺っているようだが、2R以降、テイラーも攻め、左オーバーハンドからの連打でロープに追い込む場面も。しかしカテラルも反撃し一進一退の展開に。

 8Rにはカテラルの右アッパーから左の打ち下ろしがヒットし、テイラーがまさかのダウン。
 9R以降、テイラーは挽回するようにアグレッシブに攻めるとカテラルはホールディングが続き減点1。11Rにカテラルが距離をとって反撃の攻め、そして最終Rにはテイラーが挽回を狙ってビッグショットをヒットさせるも決定打に至らず、判定2-1でテイラーが競り勝った。

 判定が発表されると、カテラルは納得がいかない表情でリングを下り控室に帰っていった。

 テイラーは勝利者インタビューで「100%(十分に)やったよ。最初は動くまで時間がかかったが、自分のリズムをつかみ、タイミングをつかみ始めると、ビッグショットで彼をとらえることができるようになった。でもベストパフォーマンスとは言えなかった。地元で開催なので良い試合をと、自分自身に大きなプレッシャーをかけてしまい、それが前半に表れてしまった。でも、勝てたと信じている」と語った。そして「この階級最後の試合になるだろう」と階級アップを示唆した。今後は一つ上の階級のウェルター級に行くと見られている。

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