”ランジェリーファイター”がIBF世界王座獲得!「私はボクシングでも計量でも熱くなれる」
3月26日(日本時間27日)、英・リーズにて行われたプロボクシングIBF女子バンタム級タイトルマッチで、ランジェリー姿での計量を信条としているエバニー・ブリッジス(豪州)が7度目の防衛戦に挑んだマリア・セシリア・ローマン(アルゼンチン)に10回判定勝ちし新王者となった。
前日計量ではいつもの様にややスケたビキニランジェリーで挑むと観衆からは熱狂的な声援。ブリッジスの計量となると、数日前からポスタービジュアルが作成されるほど、もはや名物化している。
【フォト】ブリッジスのビキニランジェリー計量の全身写真、試合映像も
試合はブリッジスが序盤から強い圧力からジャブからパワーある右、そしてボディを打ち分ける。ローマンは押され気味で手数は少なくしっかりガードを固めて打ち終わりに反撃する展開。
6Rからやや動きが落ちたブリッジスにボディを中心に手数を出し始めるローマン。7Rからブリッジスの圧力に距離を取り攻撃を繋きながらパンチを放つ。しかしクリーンヒットは多くは稼げず、ブリッジスの距離を詰めての攻撃に手数が止まる場面も見られ、大差の判定(120-108, 119-109, 118-110)でブリッジスが新王者となった。
これまでランジェリーファイターばかりが注目され、ボクシングよりも色物と批評されることも多いが試合後のマイクでブリッジスは「私はボクシングでしっかり戦うことができ、体重計の上でも熱くなることができるのです」と新王者となり自身をアピールした。
ボディビルダー出身の彼女にとって、ランジェリー姿で筋肉のアピールは抵抗がなく、むしろ自己アピールで利用している。
以前のインタビューでブリッジスは「ボディビルダーとして、私はビキニを着てステージに立ち、自分の体を鍛えました。私はそれが大好きです。人にどう思われようと気にしません。計量も同じく、自分のハードワークを見せること。それは私にとって楽しいことです。それがファンとの交流にもなる。これはエンターテインメント・ビジネスです。他の人がやっていないことをやる。なぜ他の人と同じである必要があるのか?私に紙袋を着ろとでも言うの」と強いポリシーを持っている。今後、防衛を重ねて行くこと、そして計量にも期待したい。
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