UFC史上初“立ったままの肩固め”で一本勝ち!元女王アンドラージの極めにレモスはたまらずタップ
4月24日(日本時間)米ネバダ州ラスベガス /UFC APEXで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・ラスベガス52』メインイベントの女子ストロー級マッチにて、元同級王者のジェシカ・アンドラージ(ブラジル)が、UFC史上初となるスタンドの肩固めにより、同級10位のアマンダ・レモス(ブラジル)から初回一本勝ちを収めた。
アンドラージは元UFC同級世界王者でフライ級1位の強豪。これまで22勝のうち15勝がフィニッシュ(8KO、7一本)と決定率が高い。
対するレモスは同級10位で、ブラジルのジャングルファイト元女子バンタム級王者。キャリア11勝のうち9フィニッシュ(7KO・2一本)と決定力が高い。20年8月にRIZINで活躍する井上直樹の姉、魅津希を破るなど現在5連勝と勢いに乗っている。
試合は1R序盤、ジャブとカーフキックで牽制し合う両者。中間距離からのレモスの強烈な右カーフキックに、前足を蹴られたアンドラージの身体が流れる。
レモスの上段前蹴りをキャッチし、パンチを振りながら距離を一気に詰めるアンドラージが組みつきレモスを金網に押しつける。その体勢は立った状態の肩固め!抗うレモスに1度は解除されるも、アンドラージが再び組み直し絞め上げると、レモスがたまらずタップアウト!
アンドラージが、団体史上初となるスタンディング肩固めの一本勝ちを飾った。
アンドラージは昨年4月に階級を変更し、2階級制覇を目指しフライ級王者ヴァレンティーナ・シェフチェンコのタイトルに挑むもTKO負け。しかし、同9月のフライ級での再起戦で初回KO勝ちを収めるなど、その強さに陰りはない。今回再びストロー級に戻しての初戦だった。アンドラージが再びストロー級王座を狙うのか、今後の動向に注目される。
『UFCファイトナイト・ラスベガス52』
4月24日(日本時間)米ネバダ州ラスベガス /UFC APEX
▼女子ストロー級マッチ
●アマンダ・レモス(ブラジル)
一本 1R3分13秒 ※スタンディング肩固め
○ジェシカ・アンドラージ(ブラジル)
▶︎次ページは【動画】これがUFC史上初の“スタンディング肩固め”一本!
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