【ベラトール】ヘビー級王者ベイダーがV2達成、“レスリング地獄”でコンゴに何もさせず
Bellator MMA
『BELLATOR 280』
2022年5月7日(日本時間)フランス・パリ ベルシーアリーナ
▼ヘビー級タイトルマッチ
○ライアン・ベイダー(米国/王者)
判定3-0 ※三者共に50-45
●シーク・コンゴ(フランス/同級2位)
※ベイダーが2度目の防衛に成功
ベイダーは元ベラトールのヘビー級&ライトヘビー級の2階級制覇王者。19年にはヒョードルを秒殺KOで破りヘビー級グランプリ優勝&王座獲得を達成。昨年10月にライトヘビー級GP準決勝でコーリー・アンダーソンに初回TKO負けし、同級の王座から陥落。しかし今年1月30日のヘビー級世界タイトル統一戦で、暫定王者のワレンティン・モルダフスキーを判定で下し、初防衛に成功した。
対するコンゴはUFC、ベラトールとMMAメジャーを渡り歩き、ミルコ・クロコップにも勝利した豪腕ストライカー。前戦となる昨年8月にはPRIDE、K-1などで活躍してきたセルゲイ・ハリトーノフ(ロシア)から一本勝ちを収めた。
両者は19年9月にベイダーの初防衛戦として対戦したが、偶発性のサミングでコンゴが試合続行不可能に。試合はノーコンテストとなり、今回はそれ以来の再戦となる。
1R、強い圧力のベイダーがケージ際でコンゴに組み付く。背後に回りながらコンゴの太ももにヒザ蹴りをコツコツ当て、終盤にテイクダウンを奪う。
以降のラウンドも同じ展開。序盤に至近距離での打ち合いを見せるも、ベイダーがすぐさまタックル。コンゴをケージに押し込み、コツコツとパンチやヒザを当て続ける。コンゴに大きなダメージは見られないが、レスリングで攻め続けるベイダーが試合を優位に運ぶ流れ。
最終5R、ベイダーが優勢の中、ここでKOか一本を極めないと勝ちのないコンゴだが、積極的に前に出ない。結局、ベイダーが再びコンゴをケージに押し込み、コツコツとパンチとヒザを当て続け、タイムアップ。
判定は3-0のフルマーク(三者共に50-45)でベイダーが勝利。ベイダーが25分間終始コンゴをケージに貼り付け、何もさせない戦いで、2度目の防衛に成功した。
相手に大きなダメージは与えずも、得意のレスリングで相手に何もさぜずポイントアウトしたベイダー。勝利者コメントで「レスリングはMMA勝利の鍵だ」と、自らの戦いに胸を張った。
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