激痛アクシデント!蹴りの後にスネ”くの字”の悲劇、マクレガーと同じ悪夢=アルゼンチンCAM
5月1日(日本時間)アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催された総合格闘技イベント『CAM9』のメインイベントにて、ローキックを蹴ったあとの着地時にスネが“グニャリ”と骨折する衝撃のTKO劇が起きた。
TKO勝利したのは、エゼクイエル・リッチ(36=アルゼンチン)。ミドル級マッチのパブロ・リオス(23=アルゼンチン)との一戦だった。
【動画】見るだけで激痛!ローキック後にスネが”くの字”のアクシデント
リッチはアルゼンチン国内のMMA団体で活躍するベテラン選手。プロ5勝で3KOのストライカー。対するリオスはプロ4年目の若手選手だ。
衝撃の瞬間は1Rすぐに起きた。開始すぐにリオスとリッチローキックを蹴り合いながら、至近距離で両拳を振り回す。
リオスが右ローを放ったが、なぜか後方に倒れたのはリオス。右足を抱えながら苦悶の表情を浮かべたリオスを見て、異変に気付いたレフェリーが試合を止めた。
右足のスネが骨折しグニャリとくの字に曲がったリオス。じっくり見るとリオスが右ローキックを蹴った直後は曲がった様子はないが、足を着地させ、体重を乗せた瞬間に足が曲がっている。着地の瞬間に骨折か、それとも蹴りの衝撃ですでに折れていたのか。
着地の瞬間のスネ骨折は昨年7月のマクレガーと同じだ。マクレガー の場合は飛び込んだパンチのさいの左足の着地時に曲がったものだが、その前の左の蹴りの着地時にはやや足に力が入ってなかったように見えた。マクレガー の場合の骨折の原因は不明だったが、衝撃の積み重ねが亀裂骨折を生み、着地の衝撃で折れたとも推測される。
骨折したリオスは、試合上でしっかり足を固定され、最後は担架でケージの外に運ばれた。
『CAM9』
2022年5月1日(日本時間)アルゼンチン・ブエノスアイレス
▼ミドル級マッチ
○エゼクイエル・リッチ(アルゼンチン)
TKO 1R17秒 ※相手の足骨折により
●パブロ・リオス(アルゼンチン)
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