【新日本キック】重森陽太がムエタイ王者とドロー、リカルドは強烈ボディブロー一撃で豪快KO勝ち!=5.15
▼第9試合 ダブルメインイベント 62.5kg契約 3分3R
〇髙橋亨汰(伊原道場本部/日本ライト級王者)
判定3–0 ※三者共に30–28
●古村匡平(SHINE沖縄/大和ムエタイ スーパーライト級王者)
日本ライト級王者の髙橋は、極真空手の全日本を制した髙橋佑汰の弟。足技が得意な選手で19年に新日本キックの王者に輝いた。今年1月のKNOCKOUTでは、古村匡平と対戦して相手の金的攻撃を受けてダメージが大きくノーコンテストに。今年3月のHIRO YAMATO戦は、ヒジ打ちでTKO勝利を収めたばかりだ。
古村は幼少期から空手、ムエタイを習い、19年には15戦無敗のまま九州の格闘技イベント『大和』MUAYTHAIスーパーライト級王座を奪取した。現在はKNOCK OUTを主戦場にし、昨年11月の潘隆成戦では判定勝ち。今年1月は髙橋と対戦して金的攻撃の反則をしてしまい、ノーコンテストに終わった。今回が決着戦となる。
1R、互いにローキックで削り合う。髙橋はローキックを入れながら、右から左のパンチにつなげる。これが何度も入る。古村は髙橋の右に左フックのカウンターを合わせる。髙橋は三日月蹴りで削っていった。
2R、髙橋はワンツー。古村も打ち合いに持ち込む。すると髙橋の左ハイキックが入り、古村がダウン。立ち上がった古村に、髙橋はパンチを連打。このままダウンを重ねるかと思われたが、古村はボディブローを返して反撃した。
3R、髙橋と古村は前へ出て打ち合う。髙橋の蹴りがローブローとなり、一時、中断するが古村は続行の意思。試合が再開されると、2人は最後まで打ち合った。拍手が起こるほどの熱戦は、ダウンを奪った髙橋が3-0で判定勝利。
マイクを握った髙橋は「知っている方もいると思いますが、前回、古村選手と対戦してローブローで立てなくて情けない試合をしてしまいました。ホームリングで仕事ができて嬉しく思います。これからもがんばりますので、応援をよろしくお願いいたします」と挨拶した。
▼第8試合 59kg契約 3分3R
●ジョニー・オリベイラ(トーエルジム/日本フェザー級)
TKO 1R 2分32秒 ※レフェリーストップ
〇木下竜輔(伊原道場本部)
ベテランのオリベイラは、経験豊富なキックボクサーで前へ出て打ち合うタフな面を持つ鉄人。ハイキックが得意で、打ち合いの混戦の中から決める能力を秘めている。木下は、老舗の伊原道場の新鋭で、今年3月は颯也からTKO勝利を奪ったばかりだ。
1R、オリベイラはローキックからサイドキックに連携する蹴りを見せる。木下はハイキックからインローを連発。オリベイラもローキックを返す。蹴りの攻防が続いた直後、木下の右フックが入り、オリベイラがダウン。そのままうつ伏せで動かないオリベイラを見たレフェリーが、すぐにTKOを宣告した。オリベイラは、そのまま担架で運ばれるほどの衝撃のKOとなった。
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