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【NJKF】衝撃の悶絶KO負け! 元ムエタイ王者のミドルキック一撃で山浦俊一がマットへ沈む、HIROが梅沢武彦を破り新王者に=5.21

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2022/05/21(土)UP

岩橋(左)はNJKFライト級王座決定戦でTAKUYA(右)と対戦した

▼メインイベントⅢ NJKFライト級王座決定戦 3分5R
〇岩橋伸太郎(エスジム/NJKFライト級2位) 
判定30 ※三者共に4948
●TAKUYA(K-CRONY/NJKFライト級3位) 
※岩橋が新チャンピオンとなった。

 メインイベントⅢの[NJKFライト級王座決定戦]では同級2位の岩橋伸太郎と同級3位のTAKUYAが激突。 

 アマチュア時代含めて、倒されてのダウンを喫したこともないという岩橋は「ヒジで切られてTKO負けは1回あるんですけど、倒されたことがないっていうところが自慢なので、今回もそれを掲げてぶつかりに行こうと思ってます」と、タフネスを見せつける構えだ。

 対するTAKUYAは、プロデビュー後3戦目に眼底骨折、5戦目後には脱臼癖があったまま試合を続けていた。怪我を治すため、合計3年ほどのブランクを乗り越えての参戦となる。

TAKUYA(左)は積極的な攻撃で岩橋に揺さぶりをかけた

 1R、TAKUYAはゴングとともに前へ出てローキックを連発。さらにフック連打からヒザ蹴りとラッシュをかけた。岩橋は冷静にさばき、ローキックを返していく。首相撲は互角。TAKUYAの積極的な攻撃が目立った。

 2R、岩橋は先手を取るようにローキックからパンチで攻撃。これに反応したTAKUYAは左右のストレート連打で怒涛の反撃。押されてしまった岩橋は、下がってディフェンス。このままTAKUYAが攻め切るかと思われたが、岩橋も右ストレートでカウンターをヒットさせた。

 3R、岩橋は前へ出て左ボディをヒットさせる。TAKUYAは左右のパンチで反撃し、飛びヒザ蹴り。押されてしまう岩橋は、左ボディから左フックを顔面につなげるも、これは不発に。岩橋の右がヒットするが、単発のため崩せなかった。

岩橋の蹴りが的確にヒットした

 4R、劣勢の場面が目立っている岩橋は、ここで猛反撃開始。右ローキックで崩して、右のフックをヒット。重い一発一発でKOを狙っていく。TAKUYAは手数で対抗するも下がりながらの攻撃となり、ジャッジがどう評価するかが問題だろう。岩橋の巻き返しが目立った。

 

岩橋が王者に

 5R、岩橋はここでも右フックの強打で押しまくる。TAKUYAは劣勢になりながらも、飛びヒザ蹴りで反撃するなど意地を見せた。だが岩橋は、TAKUYAの手数を強打で黙らせる。判定勝負は、3-0で岩橋に。新チャンピオンとなった岩橋は、「試合を見ていただいて分かったと思いますが、自分は不器用でまだまだなので、調子に乗ったらあっという間にベルトを獲られてしまうので、努力して強くなろうと思います」と挨拶した。


ミネルヴァ スーパーバンタム級王者の浅井(右)がKAEDEの挑戦を受けた

▼メインイベントⅡ ミネルヴァ スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分3R
△浅井春香(KICK BOX/ミネルヴァ スーパーバンタム級王者) 
判定10 ※2928、2929×2
△KAEDE(LEGEND/ミネルヴァ スーパーバンタム級1位)
※浅井がドロー防衛に成功。 

 王者・浅井春香は、2019年2月にJ-GIRLSフェザー級王者・空手こまちと実に4度目の決戦の末、王座を奪取。同8月にはISKAでK-1ルール世界王者をはじめ四冠に輝いたエルナ オブ スエーデンに判定勝利し、その実力を証明した。昨年1月のRISEでは、元ボクシング世界3階級制覇王者のライカにも判定勝利を収めている。同年6月にKAEDEを破ってミネルヴァ スーパーバンタム級王座を獲得。12月には村上悠佳を判定で下している。

KAEDE(右)は多彩な蹴りのコンビネーションで浅井を攻めた

 対するKAEDEは姉のIMARIとともにアマチュア時代から姉妹でその活躍を知られ、昨年3月には5戦5勝と無敗であったルイからダウンを奪って判定勝ちしている。昨年6月に浅井に敗れたが、今年3月にシュートボクシングのリングで神谷優良から判定勝ちを収めた。

 2人は昨年6月に同王座決定戦で対戦し、浅井が3-0の判定勝ちを収めてタイトルを獲得した。だが、前回はKAEDEに体重オーバーによる減点1があり、今回が本当の決着戦になりそうだ。

 1R、浅井は左ローキックをダブルで攻撃。KAEDEはサイドキック。これをかわした浅井は距離を詰めてヒザ蹴りへ。首相撲はやや有利に持ち込む浅井。KAEDEはカウンターの右ストレートをヒットさせた。

KAEDEにペースを握らせなかった浅井がドロー防衛。KAEDEが号泣した

 2R、KAEDEは右ローキックから右ハイキックのコンビネーションを見せる。浅井はパンチを打ちにいくが、単発で首相撲に。1Rと同様、この展開が続く。だがKAEDEが蹴りからパンチのコンビネーションを繰り返していたが、一発目の攻撃でカウンターの右フックで攻めて優勢に立つ場面もあった。

 3R、浅井はペースを掴んだのか、パンチから首相撲の展開に持ち込む。パワー負けしてしまうKAEDEは、劣勢に立つこともあったが、最後まで蹴りからパンチで応戦して意地を見せた。判定勝負となり、1(浅井)-0でイーブンに。浅井がドロー防衛に成功した。浅井はマイクを握り、「初めての防衛戦ができてうれしいです。ドローだったんですけど、次は勝ちたいと思います」と挨拶した。

▶次ページは、Ayaka vs.藤原乃愛、その他の試合結果

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