【ROAD TO UFC】“柔術フィニッシャー”風間敏臣が判定完勝で初戦突破!
WME-IMG
『ROAD TO UFC』
2022年6月9日(日本時間)シンガポール・インドア・スタジアム
▼バンタム級トーナメント1回戦
●ケレムアイリ・マイマイチツォヘチ(中国)
判定0-3
○風間敏臣(日本)
風間は9勝2敗の戦績で、うち8つをフィニッシュしており“柔術フィニッシャー”の異名を取る選手。対するケレムアイリは26勝10敗と風間の3倍以上の戦績を持ち、散打王者のベースを持っている。
1R、風間は組みつかんと前に出る。ケレムアイリは前蹴りを掴んでも投げ捨て、組んでの勝負は望んでいない様子。胴に組みついた風間が足を掛けテイクダウン。ケレムアイリは立ち上がるため金網際まで移動する。ケレムアイリの右腕を背中越しに掴む風間だが、これはケレムアイリが振りほどく。立ち上がったケレムアイリはサウスポーからの左ミドル、左ストレートで風間を襲う。
2R、ケレムアイリの左ミドルをもらう風間だが、右フックを当て、タックルに出て組んでいく。しかしケレムアイリは腰を引きテイクダウンに至らせない。ケレムアイリが体を離しても風間はすぐくっついていくが、ここでケレムアイリがスクランブルから上を取る。だが風間は巴投げのようにケレムアイリを足で跳ね上げ立ち上がる。風間は再び組みに出て、小外掛けでテイクダウンしマウントに。ケレムアイリがハーフに戻してラウンドを終える。
3R、風間は引き込みから巴投げ、そして足関節と展開するがケレムアイリに逃れられる。再度の組みも切られてしまう風間だが、ケレムアイリに右フックをヒット。再びテイクダウンを狙うが、キワの場面でケレムアイリが潰して上を取る。下となった風間だが、柔術のXガード的な形から立ち上がってバックをうかがう。だがケレムアイリも粘りと腰の強さを見せ、風間を下にする。残り30秒で風間はケレムアイリをスイープ。だが、ケレムアイリも意地を見せ風間を下にして試合終了となる。
判定は30-27、30-27、29-28の3-0で風間。初戦を突破した。
風間の勝利者マイクで「全然嬉しくないです。自分はフィニッシュしなければいけない目標があるので、もう1Rやってもよかったと思います。」と無然とした表情。
続けて「(ケレムアイリの対応に)ビックリはしていないが防ぐ能力は強かったし、自分のフィニッシュ力より彼のディフェンス能力が上回っていたのかなと思います。1Rからフィニッシュできると思ってましたが、2・3Rと自分の決定力が削れていって、相手の対応能力が上回ってきたので、そこは次に向けて改善していきたいと思います」とすぐに次戦に気持ちを向けた。
▶︎次ページは【動画】風間が巴投げの様に両足で相手を蹴り上げる!
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