【スックワンキントーン】ジュライ、元ボクシング日本王者・悠斗を下して王座戴冠
ノーナクシン東京
『スックワンキントーン to challenge』(第1部)
2022年6月26日(日)東京・新宿FACE
▼第9試合 メインイベント 3分5R スックワンキントーン フライ級タイトルマッチ
◯ジュライ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション/16歳/175cm/15戦7勝8敗/WMCフライ級王者)
判定2-0 ※49-47、48-48、49-48
●悠斗(町田金子ジム/29歳/157cm/32戦18勝12敗3分/元ボクシング日本ライトフライ級王者)
ジュライは、石井一成の甥にあたる16歳(一成の姉の息子)。これまでWMCフライ級のベルトを獲得。サウスポーから繰り出すヒジ打ちやミドルキックなど多彩な武器を持つ。
対する悠斗は、元ボクシングの日本王者でキックボクシングへ転向。NJKFなどの団体に参戦して来た。今回は、ムエタイテクニックを誇るジュライを相手にどのような戦いを見せてくれるか。
1R、身長で上回るジュライがサウスポーで、左ミドル、ローを多用。悠斗は左右のロー中心に攻め、1発右フックを強打する。2Rになると、ジュライは左ミドル、悠斗は右ローの蹴り合い。
3R、距離を詰める悠斗はボディ打ちをヒット、左右のローを蹴り続ける。ジュライは左ミドルを蹴っては回る。終盤、ジュライがカウンターのヒジ打ちをヒットさせた。
4R、ジュライはミドル、悠斗はローの応酬。悠斗は、一気に距離を詰め、左右のボディ打ち。ジュライは左のヒジ打ちをヒットさせ、左ミドルを何度も蹴る。
5R、ジュライがカウンターのヒザ蹴りをヒット。ミドル、ハイキックを蹴ってはサークリングするジュライ。ジュライのミドルには、左右ローをリターンする悠斗。ゴングが鳴り、お互い手を挙げて勝利をアピールした。
ジャッジは1者はドローとしつつも、2者がジュライを支持。ジュライがベルトを巻いた。ムエタイではローキックやパンチより、ミドルキックが評価される側面があることから、このようなジャッジとなったのだろう。
勝利したジュライは「試合内容はまだまだですが、これからチャンピオンらしい試合が出来るように頑張っていきたいです」と語った。
▼第8試合 セミファイナル 3分3R 61.5kg契約
◯リク・シッソー(トースームエタイジム/21歳/171cm/20戦14勝6敗/スックワンキントーンライト級王者/元WMCスーパーフェザー級王者)
判定 3-0 ※29-28×2、29-27
●シンダム サンライズジム(31歳/164cm/65戦44勝16敗5分/元ラジャダムナンスタジアムバンタム級王者)
1R、両者オーソドックス。リクが狙い澄ました左のハイキックでダウンを奪う。ヒザを付いてダウンしたシンダムは、すぐに立ち上がり、飛び込んでのヒジ打ち、ミドルキックで応戦する。
2R、シンダムが首相撲からヒザ蹴り、遠い距離からミドルキック、ヒザ蹴りを当てていく。リクも下がらず随所で右ストレート、インローキックを返す。
3R、両者ともミドル、ローを蹴り合う。シンダムは、右の縦ヒジを見舞うと、右ローを強打。リクもペースを渡さず、ワンツー、左ハイと手数を落とさない。
3者ともジャッジはダウンを奪ったリクを支持。リクが判定勝ちした。
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