【シュートボクシング】エース海人が再延長で流血の辛勝、ムエタイ王者のヒジ攻撃に苦戦
豪腕を振る笠原
▼第9試合 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○笠原弘希（シーザージム/SB日本ライト級王者）
判定3-0 ※三者ともに30-29
●ロンペット・Y’ZDGYM（タイ/Y’ZD豊見城/ISKAムエタイ世界スーパーライト級王者）
飛び膝蹴りを放つ笠原
笠原弘希はSB初の3階級制覇王者。今年7月の 『RIZIN.37』では石月祐作を下し現在9連勝中だ。これまでにスアレック、パランラックといったタイ人選手との戦いでは得意の左ボディでKO勝ちしている。
対するロンペットはISKAムエタイ世界スーパーライト級王者。ONEムエタイ世界王者のロッタンとカードが組まれるなど、タイのトップ戦線で活躍後、梅野源治と引き分けるなどしたが、今年4月にRISEで原口健飛にKO負けを喫した。
笠原の左ボディが炸裂
前日の会見で、SBシーザー会長がこの試合を笠原が勝った場合、RISEの原口との対戦チャンスを与えたいと宣言している。
1R、ジリジリと圧力をかける笠原。ロンペットはロープを背負いながら左ミドルを放つが、笠原はすぐにローを返し、自分のペースを作っていく。
笠原が判定で勝利した
2Rも引き続き強い圧力の笠原。ロンペットは前に出れないながらも、試合巧者らしく左右フックを返す。終盤、笠原がロンペットをコーナーで攻めたてる。
3R終盤は、笠原が怒涛のラッシュ！左ボディ、ヒザ蹴りなどを叩き込み、判定3-0の勝利を手にした。
▶︎次ページは、HIROYUKIvs伏見和之（伏見引退試合）
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