【シュートボクシング】エース海人が再延長で流血の辛勝、ムエタイ王者のヒジ攻撃に苦戦
シュートボクシング協会
『SHOOT BOXING 2022 act.4』
2022年9月17日(土)東京・後楽園ホール
▼第10試合 70.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R ※ヒジあり
○海人(TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者)
再延長判定3-0 ※三者ともに10-9
●ケンダル・カラクァート(ベルギー/トルコ/MAX MuayThai-76kg級王者)※本戦は判定0-0/延長R判定は1-0
海人は“SBの最高傑作”と評される絶対的エース。今年6月の『THE MATCH 2022』でK-1王者の野杁正明を撃破し、日本最強を証明した。“対世界”の挑戦を掲げた海人は、続く8月のRISE大阪大会でスロベニア強豪サモ・ペティと対戦し、延長にもつれこむ激闘を制した。
対するカラクァートはタイで人気のムエタイイベント『MAX MUAYTHAI』の現王者。得意技はヒジ攻撃で、現在連続KO勝ち、43戦35勝8敗の好戦績を誇る強豪だ。
1R、海人は得意のカーフキックや左ボディを連発しカラクァートは後手に回る。しかし、カラクァートのヒジが海人の鼻をヒット、海人の鼻から出血。
しかし3Rまでプレスをかける海人はカーフキックを軸に攻撃。左フックや左ボディをクリーンヒットさせるが、カラクァートは必ずミドルやパンチを返す。お互い一歩譲らずの展開で判定は三者ともに30ー30のドロー。
延長Rに入っても鼻血が止まらない海人。カラクァートは縦ヒジを何度も出し、海人はそれを避ける。しかし、海人が左ボディのタイミングに合わせ、カラクァートが再び左ヒジでカット!今度は右目付近を切られる海人。顔を血に濡らしながら、カーフキックを蹴り、反撃に出る。判定は一人が海人を支持し、二人はドロー。
激闘は再延長Rに突入。勝ちにこだわる海人は、さらにスピードを上げてカーフキックを連発。対するカラクァートはさらに前に出てヒジ攻撃。のヒジの動きを見切ったか、海人がカラクァートの右ヒジの動きに合わせ、右のカウンターを当てた。
判定3-0で海人が勝利。海人は勝利者マイクで「自分でも納得がいかない。でも自分はシュートボクサーが最強だと世界へ向けて証明します。もっと強くなり、これからも世界の強い人を倒していきます」と、語った。
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