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【シュートボクシング】エース海人が再延長で流血の辛勝、ムエタイ王者のヒジ攻撃に苦戦

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2022/09/17(土)UP

シンパヤックの強烈な左ミドル

▼第6試合 SB日本スーパーライト級(65.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●村田聖明(シーザージム/SB日本スーパーライト級1位、元SB日本スーパーフェザー級王者)
判定0-3 ※27-30、28-30×2
○シンパヤック・YZDGYM(タイ/Y’ZD
GYM/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級2位)

打ち合う両者

 村田はSBの創始者であるシーザー武志の長男で、第13代SB日本スーパーフェザー級王者。昨年12月のSB日本スーパーライト級王座決定戦でイモト・ボルケーノに敗れ、王座戴冠に失敗。今年4月のリュウイチ戦に判定勝利で再起戦を飾り、続く6月にはタイの強豪プーパンレック・ジョウジムに右フックでKO勝利している。

シンパヤックのヒザ蹴り

 対するシンパヤックは元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級2位で、戦績は190戦138勝(49KO)45敗7分を誇る。日本初戦は今年7月のSHOOT BOXING愛知大会で、SB日本スーパーライト級王者イモト・ボルケーノと対戦。イモトが右肩を脱臼し、ドクターストップによるTKO勝利、シンパヤックは速射砲のような左ミドルで圧倒し強烈なインパクトを残した。

村田も撃破したシンパヤック

 1R、シンパヤックが強い圧力で前進。強烈な左ミドル、左ストレートで村田を下がらせる。

 2R、ヒザ蹴りも織り交ぜながら、ミドル、ストレートと左の攻撃で村田にダメージを与えるシンパヤック。ボディへのヒザ蹴りが効いたのか、下がる村田に対し、シンパヤックの左ストレートがヒットし、村田の顔が跳ね上がる。

 3R中盤すぎ、パンチで前に出る村田。疲労が少し見えるシンパヤックに圧力をかけ、右フックなどを当てるもタイムアップ。

 結局、判定3-0でシンパヤックが勝利。イモトに続き、村田も撃破した。


強烈なボディブローを放つ山田

▼第5試合 55.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
●佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本バンタム級王者)
判定0-3 ※26-29、25-29×2
○山田虎矢太(シーザージム/SB日本スーパーバンタム級2位)

佐藤の多彩な蹴りが山田を襲う

 佐藤はトリッキーな動きから繰り出す蹴り技を得意とするSB中部地区代表の注目株で、昨年12月には伏見和之との激闘を繰り広げ、KO勝利で初代SB日本バンタム級王者に輝いた。
 対する山田は同じくシュートボクシングに参戦している山田彪太朗の双子の弟で、打・倒・極、全て揃ったトータルファイター。2019年のデビューから7戦全勝5KOと勢いに乗る19歳だ。

山田がダウンを奪った瞬間

 1R、半身構えの佐藤が左ハイキックなど多彩な蹴りを連発。試合をリードしたかに見えたが、山田が残り1分、右フックでダウン奪い、そのすぐ後にバックドロップを炸裂。この投げがしっかりと決まり、シュートポイントとなる。

 焦りの見える佐藤。得意の蹴りを放つも、山田のカウンターパンチを警戒してか、一歩前に出れず。3R終盤、佐藤のパンチラッシュで山田がコーナーに追い詰められるもタイムアップ。

 結局、1Rのダウンと投げのシュートポイントが影響して、山田が佐藤に勝利した。

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